5.お土産選びならココ!伊豆の村
斜面の地形を活かし、昔の街道沿いをイメージしたエリアがこちら「伊豆の村」。バラエティー豊かな伊豆の地場産品が味わえる、趣あるエリアです。
6.日本の伝統工芸にふれる匠の村
最後に紹介するエリアは、伊豆の村からもみじ林を登った丘の上にある「匠の村」。ダム建設で沈むことになった、岐阜県旧徳山村の家屋を移築・復元した古民家が並び、まるで昔話の世界のような温かみがあふれています。築350年を超える古民家は、主に作家の工房兼手作り体験施設になっており、紙漉きや陶芸などが気軽に体験できます。
和紙のぬくもりに心安らぐ「匠 和紙工房」
手漉き和紙の花ハガキ作りが体験できる和紙工房。作品は乾燥させたあと手元に届きます。
【休館日】不定休
「手漉き和紙の花はがき作り(5枚)」体験料:1,200円(送料込)
所要時間:約20~30分
受付時間:夏期10:00~15:00、冬期10:00~14:00
工作好き必見の手作り体験工房「遊木民(ゆうぼくみん)」
杉のボードに木製の文字や小物を貼り付けて、ドアプレートなど木工プレート作りが気軽に楽しめる体験工房です。
【休館日】月曜
「木工ドアプレート」体験料:400円~
「貯金箱」体験料:1,800円〜
所要時間:約15~30分
受付時間:閉園の30分前まで。
懐かしさを満喫できる江戸独楽・木地玩具「匡峰庵(きょうほうあん)」
江戸独楽・木地玩具職人、佐野さんの工房。木のぬくもりを感じる木地工芸が楽しめるほか、昔懐かしい「ぶんぶんコマ」の製作体験ができます。
【休館日】水曜
「木のぶんぶんコマ作り」体験料:500〜1,000円
所要時間:10分~
受付時間:夏期10~16時、冬期10~15時
さまざまな遊びが詰まった「玩具遊び処」
「玩具遊び処」では、お手玉やメンコなどの懐かしいおもちゃで自由に遊べます。茅葺きの古民家での昔遊びは臨場感たっぷり。大人も子どもも思わず夢中になってしまいそう。
だるま落としや輪投げ、ブリキのおもちゃなど、昔懐かしの玩具がいっぱい。
昭和の居間を再現した、ノスタルジックな展示スペースも。
漫画も忍者好きも必見!富永一朗忍者漫画館
日本を代表する漫画家のひとり、富永一朗先生のライフワーク的な作品集『一朗忍者考』の貴重な原画26点を集めた漫画館です。先生が修善寺 虹の郷を訪問した際、この場所をとても気に入り、貴重な原画の寄贈を提案されたのがはじまりです。
合掌造りの建物の中がそのまま展示館になっており、貴重な原画をゆっくりと堪能できます。
忍者漫画館の外で足元をよく見てみると、あちこちに手裏剣模様が発見できますよ。
子どもたちがプチ忍者修業「丸太渡り」が楽しめる素朴な遊び場も。
味わい深い表情でたたずむ赤いポストも絵になります。
懐かしい生活用品を展示!民具展示館
岐阜から古民家を移築する際、村で使用されていた古い農機具や、蔵や屋根裏から出てきた生活用品なども譲り受けました。それらを展示する「民具展示館」です。
昔の日本人の暮らしが見える、貴重な生活用品の数々が展示されています。
絶景スポットの穴場!富士山展望スペース
匠の村「富永一朗忍者漫画館」の脇の富士山展望スペースからの眺望もお見逃しなく。
秋には紅葉スポットになるもみじ林
「匠の村」と「伊豆の村」の間の丘陵地に、1,000本ものもみじが群生する「もみじ林」。1924(大正13)年、旧修善寺町の町制施行を記念して植樹されました。
修善寺 虹の郷の紅葉が見ごろを迎えるのは11月中旬~12月上旬。日本庭園や匠の村、伊豆の村とともに美しくライトアップされ、多くの人でにぎわいます。