日光東照宮の見どころを徹底解説!お守りや御朱印の情報も見逃せない

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日本屈指の歴史的な観光スポット「日光東照宮」。世界遺産にも登録され、数々の国宝や重要文化財が集結した貴重な建造物や芸術品の宝庫です。境内は数多くの彫刻作品や、雅やかで華やかな色彩の装飾があちこちに。絢爛豪華な歴史ある社殿群を心ゆくまで堪能しましょう。

世界遺産「日光東照宮」とは?


栃木県の北西部日光市にある、日本を代表する神社のひとつ「日光東照宮」。創建は1617(元和3)年で、徳川初代将軍・徳川家康が祭られています。現在見られる社殿群のほとんどが1636(寛永13)年に建て替えられたもので、これらの貴重な社殿群は1999年に世界文化遺産に登録されました。

陽明門、眠り猫など国宝、重文がいっぱい

数ある見どころのなかでも外せないのが、国宝の陽明門や眠り猫、三猿をはじめとする彫刻類です。誰もが一度は耳にしたことがある著名な作品を、ぜひ間近で見てみましょう。 

徳川家康を祭る日光東照宮を参拝レポート

見どころがいっぱいの広い境内を、道なりに紹介していきます。各建造物はすばらしい彫刻や装飾が施されていて見ごたえたっぷり。時間がない場合は、三猿、陽明門、眠り猫だけでも見ておきましょう。

【見どころ①】全国でも珍しい神社の五重塔

表門に入る前に石鳥居の左手に見えてくる重要文化財の五重塔。1650(慶安3)年、小浜藩主・酒井忠勝によって奉納された後、火災に遭うものの、1818(文政元)年に再建されました。高さは36mで、極彩色の日本一華麗な五重塔といわれています。神社で五重塔があるのは大変珍しく、全国で日光東照宮を含めた3社だけ。内部の拝観料は300円です。

十二支が彫られた五重塔の彫刻

五重塔には、細やかな彫刻が施されています。塔の第一層には十二支の彫刻が彫られています。ほかにも東照宮内には、家康の干支である寅(虎)の彫刻が随所に。

表門をくぐり、いざ参詣

表門から先は拝観料が必要になるので、まずは門の手前左手にある拝観券受付所へ。個人で拝観する場合は、左側に並んでいる券売機で購入します。団体や障がい者手帳を持っている人は、職員のいる右側の窓口へ。

拝観券を購入したら、表門の職員にチケットを見せてください。実は、この表門も重要文化財。
 
表門は東照宮第一の門で「仁王門」とも呼ばれています。朱色を貴重とした門には82体の霊獣の彫刻が。正面の左右には高さ4mの仁王像が鎮座しています。

上を見上げると、虎、唐獅子、獏など、さまざまな霊獣の彫刻がずらり。メス虎の斑点もひとつひとつ細かく彫られています。

表門の先にある三神庫

手前から上神庫、中神庫、下神庫が並び、「三神庫(さんじんこ)」はこの3つの倉の総称。3棟とも重要文化財で、校倉造りを模した建物の中には、祭りで使用する1,200人分の装束や道具などが収蔵されています。

上神庫(かみじんこ)の上部に施された象の彫刻。実際の象とは姿が違うことから、江戸時代の絵師・狩野探幽が想像で描いたものとされています。

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