潮風を感じながらしまなみ海道を走る絶景サイクリング
2日目は、いくつもの島々を通って瀬戸内海の絶景を堪能するサイクリングにチャレンジ。しまなみジャパン主催の「地元スタッフがあなただけのサイクリングプランをご提案!昼食付きレンタサイクル1dayコース【広島・尾道・サイクリング】プライベートガイドとEバイク(電動アシスト付き自転車)で巡るしまなみ海道サイクリングツアー」は、巡りたいスポットや気になるお店を伝えると、地元を良く知るプライベートガイドがサイクリングコースをプランニングしてくれるのがポイント。
今回は、しまなみ海道を走り、まるでギリシャのような「大理石の丘」、瀬戸内名産の「タコ料理店」などを回る欲張りコースをオーダーしてみました。ツアーガイドさんの案内で、約半日かけてEバイク(電動アシスト付き自転車)で6スポットを巡ります!
ガイドさんと合流したら尾道港でレンタサイクルを選びます。
いよいよサイクリングツアーに出発!電動アシスト付きの自転車なので楽に走れますが、ケガなどしないように十分に気をつけましょう。
尾道港から最初の島、向島へはフェリーで移動。乗船時間はわずか5分程度で、実は「日本一短い船旅」としても有名な航路なんです。
向島に着いたらいよいよサイクリングがスタート。ガイドさんが先導し、運河沿いの道を進みます。
自然豊かな向島の島内を、サイクリングロードのブルーライン沿いにのんびり走って約1時間。全長1,270mの因島大橋を渡ったところにある因島大橋記念公園で最初の休憩です。恐竜オブジェが目印の芝生広場前にはきらめく瀬戸内海が広がり、絶景が疲れを癒やしてくれます。
目の前に広がるのは、小島が浮かぶ青い海と白い砂浜。まだスタートしたばかりなのに、テンションは早くもMAXに!
因島ではっさくの新たなおいしさを発見!
因島大橋記念公園内には、人気のお土産スポット「はっさく屋」があります。因島発祥のはっさくを包んだお餅「はっさく大福(1個200円)」が名物で、外皮を1枚1枚手作業で取り除いた1房が丸ごと入っているのが特徴です。セルフサービスのお水も用意され、サイクリストの休憩スポットにもなっています。
カウンターからは因島大橋が目の前。雄大な橋を眺めながらもちもち&甘酸っぱい大福を堪能し、もはや移動疲れはどこかへ飛んでいきました!
はっさく大福(手前)のほか、瀬戸内名産の柑橘類を使った飲料も販売しているので要チェックです!
絶景とアートが融合した白い大理石の庭園!
甘いもので疲れをとったら、サイクリングを再開。因島の島内をブルーライン沿いに進み、生口橋を通って生口島へ。生口島では海を横目にのんびり走り、「はっさく屋」を出てから約70分で「耕三寺」に到着。国登録有形文化財が15棟あるお寺は、1936年に創建された浄土真宗本願寺派の寺で、大理石のモニュメントが並んだ「未来心の丘」も隣接しています。
日光東照宮の陽明門をモチーフに10年をかけて造られた、豪華絢爛な孝養門。このことから耕三寺は「西の日光」とも呼ばれるそうです。
境内を進んだ先にある未来心の丘。県内出身の彫刻家、杭谷一東氏が手掛ける大理石の庭園は、ギリシャを思わせる“映え”スポットとして注目度激高です!
光明の塔は、未来心の丘のシンボル的存在のモニュメント。西に沈む太陽に合唱している様子を表現しています。
未来心の丘を訪れた際に、ぜひ立ち寄っていただきたいのが「カフェ クオーレ」。瀬戸田産デコみかんを使ったシャーベット(550円)は、驚きのおいしさです!
しおまち商店街で絶品タコ料理のおいしさに大興奮!
瀬戸田港から耕三寺までの参道に、飲食店やお土産物屋など約50店舗が連なる「しおまち商店街」。しまなみ海道でサイクリングを楽しむ人たちの集いの場でもあり、瀬戸田名物の穴子やタコを使った料理など、絶品グルメが味わえるスポットとして人気を集めています。たくさんお店があり悩むに悩みましたが、今回は多くのTV番組でも紹介されている「お食事処ちどり」でランチ!
瀬戸内海で獲れる新鮮なタコを天ぷらにし、卵でとじた蛸天丼卵とじ(1,300円)。一番人気のメニューだけあって、そのおいしさに脱帽です!
プリプリで柔らかいタコは、噛めば噛むほど旨味が口の中に広がっていきます。これまで食べたタコとのおいしさの違いに思わずビックリ!
地元産レモンをたっぷり使ったレモン鍋は、酸っぱさがクセになる新名物。初夏~夏にかけては、爽やかな後味が一層おいしく感じられます。写真はレモン鍋にタコめし、小鉢などが付いたレモン鍋セット(1,650円)。
地元で50年以上続く郷土料理専門店「お食事処ちどり」。耕三寺のすぐ近くに位置し、瀬戸田名物を食べに多くの人が訪れる人気店です。