子どもを熱中させる遊べるアート大集合!房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+

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世界各国のアーティストが手がけた作品を、市原市の里山や閉校した学校、小湊鉄道の駅舎など市内各所に展示。美しい自然とともに素晴らしいアートの世界をたっぷり満喫できる芸術祭「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」が、2021年11月19日(金)~12月26日(日)に開催されます。ただ鑑賞するだけではなく、体験を通じてアートの世界を楽しめる作品も多数出展!形にとらわれない斬新なアートとの出会いは、きっと子どもにとっても大きなプラスになるはずです。ぜひ「いちはらアート×ミックス2020+」に足を運び、親子そろって心弾むひとときを過ごしてください!

市内にアートがあふれる「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」とは?

「7つの月を探す旅 第二の駅《村上氏の最後の飛行 あるいは月行きの列車を待ちながら》」アーティスト:レオニート・チシコフ

「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」は、千葉県の市町村のなかで、もっとも広い面積を誇る市原市を舞台にした体験型の芸術祭。芸術祭と聞くとちょっと敷居の高さを感じ、子どもとお出かけするには不向きなのでは…と考えてしまいがちですが、「いちはらアート×ミックス2020+」なら大丈夫!「晴れたら市原、行こう。」というキャッチフレーズからもわかるように、誰でも気軽に参加できる芸術祭で、親子で楽しめる作品もたくさん展示されています。

「7つの月を探す旅 第四の駅《三又宇宙基地》」アーティスト:レオニート・チシコフ

特徴は何と言っても、ごく日常的な風景の中に現れるアートの数々。市原市の魅力である美しい田園風景や里山風景、そしてどこか懐かしさを感じるノスタルジックな景色と、現代アートの融合によって生み出される独特な世界観は、非日常的な楽しさでいっぱい!そんないつもと少し違った風景に、親子でワクワクできること間違いなしです。

「Iventory」アーティスト:アイシャ・エルクメン

2014年からスタートし、3年ごとに開催されてきた「いちはらアート×ミックス」。2020年に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により延期となり、このたび2021年11月19日(金)~12月26日(日)に開催されることに。3年に一度のビッグイベントだけに、絶対見逃せません!

総勢約70組のアーティストが手がけた作品が市内各所に!

「Manmade」アーティスト:ソカリ・ドグラス・カンプ

17の国と地域から総勢約70組のアーティストが参加。造形や絵画的なものはもちろん、演劇や建築物などさまざまな形で表現された作品が市内のいたるところに展示されます。実際にふれたり、体験できたりする作品も多く、現代アートをより身近に感じられるのが魅力です。アートに馴染みのない子どもでも、テーマパークで遊ぶ感覚で楽しめるので家族でお出かけしてみてはいかがでしょう。

「Gente Del Marー海からの人々ー」アーティスト:ヘラルド・バルガス

市原市のさまざまな資源を活用したアートは、その発想や創造力に驚かされるものばかり。展示場所に合わせて創られたものも多く、日常との見事な融合に感動します。

「Toilet in Nature」アーティスト:藤本壮介

作品の中には期間限定ではなく、芸術祭終了後も展示され続けるものもあります。飯給駅に設置された藤本壮介さんの作品「Toilet in Nature」もそのひとつ。約200㎡の敷地を誇る女性用のトイレで、周囲の景色が一望できるのが大きな特徴です。「日本で一番大きなトイレを見てきたよ~」なんて、子どもが友達に自慢できる作品は子どもウケが良さそう!

「conjunction─名詞から接続詞へ─」アーティスト:高山夏希

小学校や保育所の跡地を利用した展示場は、期間限定となる作品がほとんど。旧白鳥保育所に展示される、鑑賞者と自然と生き物の一体をテーマにした高山夏希さんの作品「conjunction─名詞から接続詞へ─」など、見応えがあるものが多いので、開催期間中に要チェックです。

【ライトアップによる演出も見逃せないポイント】

「私の月はいつも旅行中 -7 つの月を探す旅 最終駅 -」アーティスト:レオニート・チシコフ
市原湖畔美術館ライトアップ

作品の中には、日が暮れると昼間とは異なる魅力を放つものもあります。養老渓谷駅に展示されたレオニート・チシコフさんの作品「私の月はいつも旅行中 -7 つの月を探す旅 最終駅 -」は、夜になると光りはじめるのが特徴。オブジェで表現された月の満ち欠けのようすがはっきりと浮かび上がります。また、幻想的な雰囲気が漂う、市原湖畔美術館のライトアップもおすすめです。

プチ旅行気分を味わえる「小湊鉄道」でアート巡りがおすすめ!

1925年に開通した「小湊鉄道」は、「五井駅」から「上総中野駅」まで、全18の駅を結ぶディーゼル列車。駅舎や発電所など、大正時代に建設された建物が今もなお沿線に建ち並び、目の前を流れる美しい田園風景とあわせて、ただ乗っているだけでノスタルジックな気分をたっぷり満喫できます。

「いちはらアート×ミックス2020+」の作品は、この「小湊鉄道」の各駅周辺に展示されていることが多いので、車などを使わず、あえて電車で移動するのもおすすめです。都心の電車とは雰囲気が異なる、まるで物語の世界から飛び出したかのような「小湊鉄道」でのアート巡りの旅は、ちょっとしたプチ旅行気分が味わえます!

アートとともに市原市の観光名所も満喫したい!


県内屈指の紅葉スポットとして知られる「養老渓谷」や、10コースの遊歩道が整備された緑あふれる公園「いちはらクオードの森」など、市原市には豊かな自然とのふれあいが楽しめる景勝地が数多く存在します。さらに、「市原ぞうの国」や「千葉こどもの国キッズダム」といった親子で楽しめるレジャースポットも豊富。「いちはらアート×ミックス2020+」の作品を見てまわる合間に、このような市原市の観光スポットを訪れれば、より充実した休日が過ごせそうです。

普段なかなか足を運ばないようなエリアに展示された作品を観賞しにいくときは、その周辺をちょっと散策してみてください。きっと、今まで気づかなかった市原市の新たな魅力が発見できますよ!

作品鑑賞パスポートでもっと気軽にアートを楽しもう!

無料で公開されている作品も多々ありますが、「いちはらアート×ミックス2020+」を思いっきり満喫したいのであれば、「作品鑑賞パスポート」を購入するのがおすすめです!期限内であれば、すべての作品を観賞できるパスポートなので、日にちを変えてゆったり作品めぐりをしたいときにも便利。ただし、パスポートは1作品につき1 回限り有効となります。同作品を2回以上観賞したい際は、個別観賞券が必要なのでご注意ください。

【作品鑑賞パスポート】
大人:3,000円(前売り:2,500円)
学生(高校生〜大学院生):1,500円
小中学生:500円
※千葉県内小中学生:各学校よりパスポートの無料交換券を配布します
※未就学児:パスポートの購入は不要です

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