知ってて安心。お祝いごとに欠かせない「祝儀袋」の種類やマナーをご紹介!

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結婚式などのお祝いでよく目にする「祝儀袋」。書き方や包み方、お金の入れ方や渡し方にもルールがあることを知っていますか?こちらでは、知っていれば安心してお祝いの場で活用できる「祝儀袋」に関するマナーをわかりやすくご紹介していきます!

ご祝儀袋と不祝儀袋(香典袋)の2種類がある

日本では行事ごとに金品を渡すマナーがありますが、その際に金品を包み渡す袋には、「ご祝儀袋」と「不祝儀袋」の2種類があります。
結婚式祝いなどの喜ばしいお祝いの際に、金品を入れて渡す袋が「ご祝儀袋」で、お葬式などの弔事の際にお悔やみの気持ちを込めて残された遺族に金品を包み渡す袋が「不祝儀袋」。一見同じにように見える書き方や包み方ですが、ルールが大きく違うためしっかりとポイントを押さえておくことが大切です。

祝儀袋と筆ペン選びは目的によって異なる

まずはご祝儀袋を渡す際に必要なものを準備をしましょう。ご祝儀袋本体はコンビニやスーパーなどでも販売されているので、手軽に購入が可能。次にペンを準備しますが、ペンの種類や濃さでも用途によって大きく異なります。ご祝儀袋に表書きをする際は、毛筆や筆ペンを使い、濃い黒が出るものを選びましょう。薄墨の筆ペンは、お悔やみの場で使用されるものとされているので、お祝いの場での使用は避けるのがマナーです。

包み方・折り方の違いに注意

祝儀袋の中袋にお金を入れ、表書きなどを書いたら完成!と、そのまま渡してしまう前に、包み方や折り方を今一度確認しておきましょう。
包み方は、水引きをはずし外包みを開いた後、中袋の表と外包みの表を合わせて包みます。そして、祝儀袋は必ず袋の上の折り返しに、下の折り返しを重ねること。逆に折ってしまうと、お悔やみの際に渡す不祝儀袋になってしまいます。ここを間違えてしまうと、失礼に当たるので、大事なお祝いの席で失敗をしないためにも注意が必要です。

祝儀袋の選び方は表書き・水引がポイント

いざ祝儀袋を選ぶ時、種類が多くて困ってしまう方も多いのではないでしょうか?
相手のイメージや品格に合わせてデザインを選んだり、お金の枚数に合わせて大きさを選んだりすることも大切ですが、表書きや水引の祝儀袋のポイントを押えておくことも大切です。ここからは表書きや水引を中心に、祝儀袋のマナーをご紹介していきます。

水引きは結び切りと蝶結びが一般的

ご祝儀袋に付いている飾りのことを「水引」と呼びますが、お祝いごとの際は「あわじ結び」や「結びきり」と言われる結び方を選びましょう。この2つの結び方には、一度結ぶと解けることなく二人の関係が末長く続き、幸せを祈るという思いが込められています。その他にも飾りの種類はいくつかありますが、「蝶結び」は出産祝いの際に用いる飾りで「何度あっても良いこと」とされており、結婚祝いの際には不適切なので注意しましょう。

ご祝儀の金額によって異なる

ご祝儀袋の大きさは金額によって選ぶのが無難。例えば結婚式に出席せず、1万円程度のご祝儀の場合はシンプルで郵送しやすいもの、友人や会社の同僚などにカジュアルに渡す場合は2-3万円をスタンダードなタイプの祝儀袋が良いでしょう。5万円から10万円と、金額が高くなるにつれ、飾りも豪華に、和紙などを使ったご祝儀に包むと、より特別感のあるお祝いになります。それに合わせて、祝儀袋のサイズも大きめにしておくと良いでしょう。

祝儀袋はどこで買うのが一般的?

祝儀袋はコンビニや100均ショップなど、さまざまな場所で購入できるため、もし準備が直前になってしまっても安心です。最近ではネット通販でもデザイン性の優れたおしゃれな祝儀袋が販売されているので、渡す方を思い浮かべて、事前に購入しておくこともおすすめします。

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