「菓子屋横丁」は食べ歩きも、昔ながらの風情も味わえる!営業時間やアクセス方法もご紹介

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菓子屋横丁のお土産スポット

量り売りの駄菓子&昔懐かしいおもちゃ│江戸屋

「江戸屋」さんは、「寺町通り」と大通りが交差する角っこにある、飴の量り売りや昔のおもちゃ、雑貨が有名なお店です。

閉店が早い場合もあり、「さっき開いてたのに、後で来てみたらもう閉まってる!」なんていうことも。気になったら、その時入ったほうがいいかもしれません。

店主によれば、扱っているものは菓子や雑貨をすべて含めると、なんと300種類ほどにもなるとのこと。まるで宝探しのような店内は、何かを見つけたくてたまらなくなること間違いなしです。

30~40種類の飴や金平糖など好きなものを選んではかる「はかりあめ」(写真手前)は、100g300円から。無料のビニール袋か、100円の蓋付きプラスチック容器を選ぶところからスタートします。

好きなものを好きなだけ!何をどう入れてもポップでカラフルになりますよ。

飴やラムネなどをぎゅうぎゅうに詰め、この写真で約200グラム。容器代込みで700円強でした。「楽しい」と「かわいい」が同時に味わえて、大満足!

・玉力製菓│伝統的な飴を作っているところが見られるかも!

大正3年に創業した飴屋さん。菓子屋横丁で技術と伝統を残す数少ないお店です。

なんと商品は常時20種類。季節ごとのものを合わせると、年間を通じて50種類に及ぶこともあるとか!

「全部ほしい…」とつぶやく女性のお客様も。「よつ葉のクローバー」柄の飴や、千代結びなど、柄や形もさまざまで、見ていて飽きません。

「くるくる飴」(110円)。色合いともようの美しさは、ため息が漏れるほどです。

店主のいちばんのオススメ「黒飴」(330円)。その他のど飴や塩飴など、定番のものは世代を問わず愛されます。

時間帯が合えば、店内のガラス越しに飴作りを見学することもできます。店主(奥)、店主のお母様(左手前)、奥様(右手前)と、家族で手作りをしています。ここで作られる飴はシンプルな材料で、どれもほっとする味。
 

ところ狭しと並んだ駄菓子の数々│よしおかYA


「よしおかYA」は、元々は「吉岡民芸店」として民芸品を扱っていた、老舗の駄菓子屋さん。

こぢんまりとしていますが、ところ狭しと駄菓子が並べられている店内にもどこか懐かしさを覚えます。「これよく食べてた!」「これ好きだったなあ」など、一気に思い出が蘇りそう。知っているものを発見するのも楽しいひとときです。

95cmの日本一長いふ菓子は必見!│松陸製菓

「松陸製菓」は、江戸寛政8年(1796年)より創業している飴屋さん。

店内は広く、飴のほかにもスイートポテトや芋けんぴチップスなど、さまざまな菓子があります。

伝統的な飴のほか、季節ごとの飴も魅力です。こちらは夏に限定販売されていた、ひまわりやすいかをデザインした飴(小サイズ150円)。

暑い季節には、食べ歩きできる「ひやしあめ」も店頭販売しており、レジで注文すると持ってきてくれます。これはいちごとマスカットのミックス。

「松陸製菓」とL字型に並んでいるのは、ふ菓子工房「松陸」。こちらはふ菓子をメインに取り扱っており、名物の元祖長~いふ菓子は、なんと95cmにも及びます。食べやすいようにカットした袋入りのふ菓子には、同店限定の「焼き芋味」も。自然なものにこだわり、添加物を一切使っていないのも特徴です。

地元民も絶賛の「いも恋」│菓匠右門 菓子屋横丁店

さつまいものお菓子を中心に販売するお店。時の鐘店、一番街店、川越けんぴ工房直売店と菓子屋横丁近辺に店舗を展開していて、店舗ごとに店の売りが異なります。

店頭で蒸している「いも恋」は、地元っ子も大好き。テイクアウトはもちろん、店内で食べることもできます。

山芋ともち粉入りの皮に、餡が透けて見えます。なお、蒸したては本当にアツアツで、手で持つのもおっかなびっくり。

中には、あずき餡の下に分厚いさつまいもの輪切りがまるごと入っているのが大きな特徴です。おまんじゅうといえばペースト状になった餡が定番ですが、まさかの噛みごたえには驚き。今まで食べたことのない食感を存分に楽しめます。

(ちなみに写真は、手で半分に割ろうとしたのに、もちもちで伸びる皮&厚いさつまいものWパンチで断念→お店の方に切ってもらったもの。そのためあんこが潰れてしまっていますが、買ったばかりものはもっとふっくらと入っています!!)

作り立てのわらび餅も数量限定で販売しています。食べ歩きにぴったりのサイズもありますよ。

また、横丁内にある川越けんぴ工房では、揚げたて芋けんぴの直売をしています。

川越のビールやお酒│小江戸茶屋

「小江戸茶屋」では、飴やふ菓子、ふくれせんといった菓子だけでなく、川越産の納豆やビール、お酒など、横丁内の他のお店には売っていないものを取り扱っています。

地ビール「コエドビール」地酒「鏡山」のほか、川越発オリジナルブランド「四神酒」を立ち上げ、人気を博しています。

菓子屋横丁の周辺観光スポット

美しい日本の歴史を感じさせる「蔵造りの町並み」

蔵造りは類焼を防ぐため、江戸時代に考案された耐火建築です。1999年12月には国の「重要伝統的建造物群保存地区」に、2007年1月には「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されています。
 

大正時代にタイムスリップしたかのような「大正浪漫夢通り」

昭和30年頃からある、現在でもまるで大正時代にいるかのような雰囲気を味わえる商店街。テレビや映画の撮影にもよく使われています。なかでも写真に写っている「シマノコーヒー大正館」(手前から2軒目)は、昔ながらの喫茶店で大人気。
 

心地よい鐘の音が鳴り響く川越のシンボル「時の鐘」

川越のシンボル、「時の鐘」。約400年前、当時の川越藩主だった酒井忠勝によって創建されたといわれています。火災により建て替えが行われ、現在の建物は4代目。心地よい鐘の音は1996年、環境省の「残したい“日本の音風景100選”」に認定されました。人がつく鐘の音から機械仕掛けに変わりましたが、今でも午前6時・正午・午後3時・午後6時の1日4回、時を伝え続けています。

・川越氷川神社

県の重要文化財に指定されている神社は、約千五百年前、古墳時代の欽明天皇二年に創建されたといわれています。縁結びの神様が祀られており、夏には2,000個以上の風鈴が境内に飾られます。

(掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式HPでご確認ください)

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