家族で楽しむ都会のオアシス「千葉市動物公園」の見どころを徹底レポート!中学生までは入場無料

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好奇心を刺激する仕掛けがたくさん「動物科学館」

モンキーゾーンと子ども動物園の間にある動物科学館は、模型・パネルによる解説コーナーや、動物の生態についてより深く観察できるユニークな展示が豊富に用意されています。

広々とした館内スペースを活かし、大型の標本も数多く展示。

実際に動く動物を見た後に、解説文・模型・映像資料などで詳しく学習することで、深い学びにつながるような工夫がされています。

館内1階部分には、モンキーゾーンのゴリラ・チンパンジー用の屋内展示施設があります。

室内でのんびりと暮らす様子を見られる貴重な展示で、屋外とは違った姿や仕草を見られる可能性大です。

さらに奥へ進むと、室内のライトを落として夜の熱帯雨林を表現した展示部屋が登場。

ここには、夜行性動物のムツオビアルマジロ・フタユビナマケモノ・デマレルーセットオオコウモリなどの珍しい動物が展示されていて、元気に動き回る姿を観察できます。

天井右にぶら下がるフタユビナマケモノ

 

その中でも、霊長類の仲間であるショウガラゴは、前回の「ZOO-1(ズーワン)グランプリ」で一位に輝いた実力の持ち主。まん丸お目めとピョンピョンと跳ねる動きが特徴です。

湿度が高く熱帯雨林そのもの!

2階にあがると、ピグミーマーモセットやワタボウシタマリンなどの小型サルたちが展示されています。1階と2階をつなぐ吹き抜け部分には、日中の熱帯雨林を再現したバードホールがあります。

オニオオハシ

まるで冠のような羽飾りをもつカンムリバトや、大きな黄色いくちばしが特徴的なオニオオハシなど、個性的な鳥たちがたくさん。

毎日14時40分には、スコールに似せた雨が降る仕掛けが作動するので、時間を合わせて向かうのもおすすめ!鳥たちの水浴びシーンを間近で観察できます。

まるでアフリカ?チーターやハイエナが走り回る「平原ゾーン」

園内で一番の大きさを誇る平原ゾーンには、アフリカ平原に生息する動物たちが暮らしています。

アフリカ平原の生態風景を忠実に再現した展示スペースでは、躍動感と迫力あふれる動物の動きを見られるでしょう。

チーター展示場では、140mもの周回トラックを元気に走り回るチーターの姿を発見!運が良ければ全速力で疾走する姿を見られるかもしれません。

2021年9月27日からは、‟チビーター”の愛称で親しまれるチーターの子どもたちも展示されています。

当日はお昼寝中だったヤマアラシ

また、チーター展示場の隣には、2021年5月27日からアフリカタテガミヤマアラシも仲間入り!

スタッフに話を聞くと、ヤマアラシは開園直後の涼しい時間帯がおすすめだそう。活発に動き回る姿を見たい人は、ぜひ早めの時間を狙いましょう。


ブチハイエナ展示場では、水浴びが好きなハイエナの習性に配慮し、池が設置されています。タイミングが良ければ水浴びシーンにも遭遇できるでしょう。

アミメキリンとの間には最低限の柵しかないので、近い距離で観察できます。

草食動物の展示スペースは、可能な限り檻や柵を使わず、堀の段差を活用した「パノラマ式」で作られているのが特徴。動物を間近で観察できるので、より身近に感じられるはず。


小高い丘のような形状の草原山には、ダチョウやシタツンガなどの草原動物がのびのびと暮らす姿を見られます。

ほかにも、ライオン・カンガルー・フラミンゴなど、たくさんの動物たちを展示中。

平原ゾーンは園内で一番展示距離が長いので、見ごたえも抜群です。解放感を満喫しながら、お散歩気分で散策してみてくださいね。

 

のんびり暮らす水棲生物に癒される「鳥類・水系ゾーン」

鳥類・水系ゾーンでは、「動かない鳥」として有名なハシビロコウや、ふわふわの毛が特徴のカラフトフクロウ、そのほか、キジ・トキ・カモ・カリフォルニアアシカなどが暮らしています。

室内から外を見つめるハシビロコウ。屋外に出る日もあります。
ダチョウもこんなに近くで観察できます。

岩の上でお休み中のカリフォルニアアシカ。

アシカの展示スペースの下に行くと、アシカの泳ぐ姿を観察できる通路があります。

 

食事や買い物を楽しむならどこがおすすめ?カフェ・レストラン・売店を紹介

園内には軽食メニューが充実したカフェや、ゆっくり食事を楽しめるレストランが各エリアに点在しています。休憩にぴったりの食事スポットや、お土産を購入できるショップも合わせて紹介します。

最初に紹介するのは、展望デッキ下にあるコンテナ型の「サバンナカフェ」。オリジナル動物スリーブのドリンクや、ちょっと贅沢なソフトクリームをテイクアウトで販売。

軽食メニューにはカレーパンやミネストローネスープもあり、食べ歩きにぴったりです。

ほっと一息つきたい方は、動物科学館2階にあるカフェ「はぴはぴ」がおすすめ!

ハワイコナコーヒーやデミグラスハンバーグ丼が人気メニュー。落ち着いた雰囲気でゆったり過ごせます。

 

お土産を選びたい方は、かわいい動物グッズが並ぶ売店がおすすめ。正門・西口・北口の各ゲートと、展望デッキの計4店舗が営業しています。

人気動物をモチーフにした人形や、スタッフや作家さんのハンドメイドグッズなど、バラエティに富んだ品揃えを用意しています。

室内でゆっくり食事をしたい方は、中央広場ステージの脇にある「森のレストラン」がおすすめ。座席数が多いので、家族やグループでも入りやすいレストランです。

カレー・麺類などの定番メニューから、「レッサーパンダラーメン」や「チーターバーガー」といった人気動物にちなんだ面白メニューまで勢揃い!

子どもが好きなおかずを集めたキッズプレートも人気です。

 

開放的な場所で食事をしたいなら、中央広場噴水の前にある「森のおみせやさん」へ。4人掛けのテーブル席がいくつも置かれている広めの休憩スペースです。

売店では、焼きそば・たこ焼き・唐揚げなどの屋台メニューから、ロコモコ丼やビーフカレーといったガッツリメニューまで販売しています。

「風太くんぬいぐるみ」などのお土産もあるので、食事と合わせてチェックしておきましょう。

千葉市動物公園の基本情報

(掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式HPでご確認ください)

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