すっかり寒さが増したこの季節。気温の低さにつられて、ついつい心まで寂しい気分になりがちですよね。そんなときは、ちょっとした休日に「心がキュン!」と温まる体験をして、元気を取り戻すのが一番!おすすめは、日本で初めて人工海水を100%使用したことでも知られる「京都水族館」の冬限定イベント「ふゆ恋すいぞくかん」です。
12月1日より開催されているこのイベントは、冬の寒さを忘れられる心温まる空間演出や音楽を楽しめるのが魅力。なかでもクラゲにスポットを当てた演出が秀逸で、そのかわいらしさに思わず「キュン!」と、ときめくこと間違いなしです!
飼育スタッフの想いとガラス職人の技術が織りなす「くらげのあかりたち」
水中をゆらゆらと漂うクラゲの姿に、うっとりと見惚れたことはありませんか?実は、ひと口にクラゲといっても、その種類はさまざま。館内の「交流プラザ」では、昨年に引き続き、特徴的なクラゲの姿をランプシェードのデザインに落とし込んで装飾した、「くらげのあかりたち」が開催されています。
ランプシェードの製作は、飼育スタッフ監修のもと、職人の手によってひとつひとつ手作りで行われたそう。今回は、水槽で展示されている約30種の中から20種のクラゲを選び、60個のランプシェードを製作。優しい灯りと神秘的なシルエットで演出された空間は、なんともロマンチック!夢のような世界に、きっと大人も子どももワクワクさせられるはずです。家族や友人とはもちろん、カップルのデートで写真撮影を楽しむのもおすすめです。
クラゲの赤ちゃんってどんな姿? 貴重な成長記録も展示中
また、「クラゲワンダー」の出口では、クラゲの赤ちゃんや日ごとの成長記録が公開中。
クラゲは一般的に、“ポリプ”と呼ばれるイソギンチャクのような状態から形を変えながら成体となりますが、種類ごとに成長速度や過程は異なるのだそう。そうしたクラゲの不思議な姿をマクロレンズで撮影した貴重な記録映像が、解説を合わせて、約150インチの大型モニターで展示されています。成体へ近づいていく過程を追うことで、新たなクラゲの魅力を発見できるかも!?
そのほかに、「ふゆ恋すいぞくかん」限定のフードメニューやグッズも登場しています。水族館は涼しげなイメージから夏に楽しむスポットとも思われがちですが、冬ならではのロマンチックな雰囲気が楽しめるのは今だけ。ぜひ、期間中に「京都水族館」へ足を運んでみては?
<文=藤間紗花>
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