五感を研ぎ澄まして楽しむアート鑑賞&デトックス!夜の無人島で新たな感性を開花させよう

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SNSに仕事メール、オークションにWebチェック、スマホとともに生活する毎日ですが、たまにはスマホなしの時間を作ってみてもいいのかも!? ならば、神奈川県横須賀の無人島・猿島で開催中の「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島 2021」がおすすめ。暗闇のなかでアート鑑賞をしながらデジタルデトックスも一緒に叶うと話題沸騰中なんです。

会場となる猿島は東京湾最大の無人島。かつて陸・海軍の要塞として活用された歴史ゆえに手付かずの自然が豊富。当時の面影を残す煉瓦造りのトンネルを始め弾薬庫や兵舎など要塞跡が現存する歴史的価値の高い島なんです。

忽那光一郎「風速0 SR08」

もちろん夏はBBQ、冬も史跡観光などファミリーにも人気の観光スポット。そんな猿島で開催される芸術祭「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島 2021」は、なんと携帯&スマホ禁止! 映えの時代に逆行するからこそ見える&聞ける、そして気付きの体験がアナタを待っています。もちろん、夕方から始まるのでちょっとした冒険気分もプラス。家族揃ってアート鑑賞するのにもぴったりです。

中﨑透「Red bricks in the landscape」 (photo:naomi circus)

フェリーで会場の猿島へ到着すると、受付で携帯&スマホを封印。最低限の灯りのなかを自身の神経と感覚を研ぎ澄まさせ島内のアートを巡ります。水や波、風に揺れる木々のざわめきなど今期のテーマ”音”に耳を澄ませば、忘れかけていた感覚がゆっくり戻ってくるはず。子どもたちもきっと今までにない暗闇や静けさなど、初めての経験&感覚で何かを得てくれるかも!?

毛利悠子「I Can’t Hear You」 (photo:naomi circus)

なお、撮りたい瞬間があっても物理的に封印中のスマホはNG。テクノロジーを捨て、時間の感覚を掴めないなかで自分の目と耳、肌感覚でHAKUTEN CREATIVEや齋藤精一をはじめ13アーティストの作品を堪能しましょう。

HAKUTEN CREATIVE(高橋匠/中榮康二/原慎太郎)「Observation Clock -時の観測台-」(photo:naomi circus)

最大約90分の滞在で、アートと出逢い、自分の感覚を取り戻して、しっかりデジタルデトックス。なんだか心も体もスッキリして「あれ? 意外とスマホの封印、いいのかも!?」と思えたら大成功! もちろん防寒対策はぬかりなく。そして動きやすく歩きやすい服装に靴で来島を。久しぶりの”ない”感覚をアートと一緒に楽しめる芸術祭。ぜひ、家族一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください

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