人形劇ならではのぬくもりと臨場感!劇場開館50周年フェスで親子で心に響く体験を

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ようやく寒さが和らぎつつあるこの季節、休日は家族でワクワクを探しに行きたくなりませんか?とはいえ、屋外でパ~ッと遊ぶにはまだ肌寒くて気が乗らない…そんな方たちにおすすめしたいのが、人形劇団プークの「P.P.T50フェス プーク人形劇場誕生50周年記念フェスティバル」です!

人形劇ってテレビやインターネットで観ることはあっても、なかなか劇場で観ることってありませんよね。目の前でまるで命を授かったかのように人形が動き回るひとときは、子どもにとってはまさにファンタジーの世界。映像にはない劇場ならではの臨場感に、きっと親子でワクワクすること間違いなしです!


このイベントは、劇団設立90年以上の歴史を誇る老舗人形劇団プークが東京・新宿の専用劇場「プーク人形劇場」の開館50周年を記念して開催しているアニバーサリー公演。2月28日~3月9日(4日・7日は休演)まで開催されていて、1度の観劇で2劇団の作品を楽しめるのがポイントです。日本で活躍する現代人形劇団5組が協力し、日替わりで2組ずつ豪華なステージを披露します。

「はれときどきぶた」

人形劇団プークと共に出演するのは、幼稚園をはじめ学校での公演が人気の「ひとみ座」、大人を魅了する作品に定評がある「クラルテ」、海外公演の実績が豊富な「むすび座」に、ワークショップをはじめ文化としての人形劇を伝える「京芸」の4劇団。

「ずんぐりイモムシの夢」

公演では、少年が日記に書いたことが次々と現実になる「はれときどきぶた」や、小さなイモムシが美しく姿を変えるまでの物語「ずんぐりイモムシの夢」、桃太郎を別角度から見た「トッケビ 鬼ヶ島と呼ばれた島」など、豊富な演目を用意!

さらに、約10年ぶりの公演となる大人向け作品「おさん茂右衛門語り草」や、現代人形劇ならではの社会風刺を含んだ「現代版・イソップ“約束…”」、古典落語「死神」といったレアな演目も!各劇団の持ち味を存分に味わえる集大成的な公演を満喫できます。

「トッケビ 鬼ヶ島と呼ばれた島」

家族みんなで、笑ったり、ちょっとハラハラしたり、物語に没入しながらさまざまな感情を体験できるのが人形劇の良いところ。感性豊かな子ども時代に受けた感動は印象に残りやすく、大人になっても忘れ難い経験になるはず!

公演時間は作品によって異なり、40分から最大で70分程度。演目の組み合わせをチェックして年齢に合った物語を選んだり、ちょっと背伸びして新しい世界を覗いてみるのも良さそう。

「おさん茂右衛門語り草」

終演後に「どうだった??」なんて感想を言い合えるのも観劇の醍醐味。「こんなこと考えたの!?」「そういう受け取り方もあるんだ!」なんて子どもとの会話の中に、きっと新たな発見があるはずです。

テレビやインターネットでは味わえない、人形劇ならではのぬくもりと臨場感に心躍らされるアニバーサリー公演。ワクワクするひとときとともに、ぜひ観劇の楽しさを子どもたちに教えてみてはいかがでしょう。

<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください

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