水族館ってまるで海の中を散歩するような感覚で、ふわふわと浮かぶクラゲや勢いよく泳ぐ魚たちを眺められる、癒やしと学びをいつでも提供してくれる場所ですよね。
ここ最近はライブ配信や動画でより身近になりましたが、カワウソやペンギンたちとともに今大注目なのがチンアナゴ！砂の中から顔を出すかわいさとスマートなフォルムで、子どもだけでなく大人も夢中になってしまう存在。そんな彼らと”距離感ゼロ”でふれあえるのが、三重県・伊勢市にある「伊勢シーパラダイス」なんです。
2月23日からスタートした「チンアナゴ謎解きエサやり体験」（300円）は、謎解きとチンアナゴのエサやり体験がミックスしたイベント。通常ならば水槽外から眺めているだけのチンアナゴと、なんと直接ふれあえちゃうんです！
日本でも珍しいエサやりを、飼育員たちが日々使っているスポイトで体験。グッと上半身を伸ばしながらもぐもぐと口を動かすキュートな食事シーンを思う存分観察しちゃいましょう。
エサの匂いに気づいて巣穴から出てきたチンアナゴの姿を確認したら、彼らの生態に迫る謎解きがスタート。優しくエサをあげながら、横からアクアレンズでじっくりと観察しましょう。無事に謎を解明できたら、水族館のスタッフがデザインしたオリジナル缶バッジがもらえます！
会場となるのは、2019年にオープンした「ふれあい魚館〜Interactive aquarium〜」。人間と生物たちがお互いに優しくふれあえる体験を提供すべく、タツノオトシゴやトビハゼのイベントも随時開催されています。エサの準備や水槽のお手入れ作業を間近で見られるエリアなので、生き物だけでなく水族館で働く飼育員さんたちのお仕事にも詳しくなっちゃいますよ！
海で出会えることは滅多にないチンアナゴだけど、「伊勢シーパラダイス」ならば毎日出会えます。この春は家族で一緒に体験型水族館を訪れて、ちょっと珍しいチンアナゴとのふれあいイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
<文＝相川真由美>
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