【あそびチャレンジ#01 釣り編】
忙しい日々が続く毎日、休日はゆっくり寝ていたり、サウナに行ってみたり、少しでも疲れを解消しようとしていますが、やっぱり心底癒やされるのは無邪気に笑う子どもの笑顔!これしかありませんよね。つい最近も5歳の娘(あんり)を連れて郊外へ。とびっきりの笑顔に一日中癒やされてきたんです。
おうち時間が長かった冬も終わり、ぽっかぽかの日差しが気持ち良い季節。ちょっと気分も盛り上がってきて「次の週末はどこいこうか?」なんて家族にリクエストしてみたら、「おさかなを釣って食べてみたい!」と娘が即答。ならば久しぶりにふたりで遊びに行っちゃお!と奥多摩へ。果たして今日は何匹釣れるのでしょうか!?
やってきたのはJR青梅線「御岳」駅から徒歩15分の「奥多摩フィッシングセンター」。釣り初心者から本格ルアー&テンカラ釣りまでレベルに応じて楽しめる釣り場です。今回は駅から川沿いの遊歩道をカヌー練習をみたり、水の流れを眺めながら向かいましたが、ちょっと距離があるので幼い子どもと一緒ならマイカーで青梅街道沿いに行くのがベストでしょう。
たくさんの釣り人の姿が見えたら「奥多摩フィッシングセンター」に到着です。竹竿など一式借りて初心者向けの「初級者エサ釣り場」で早速スタート。もともと娘の「おさかなを釣って食べてみたい!」というリクエストでやって来ましたが、はじまる前からすでにニッコニコ。連れてきた自分もつられて笑顔になっちゃいます。
竹竿釣りで使うエサは2種類イクラとブドウ虫。娘はやっぱりイクラをチョイス。ブドウ虫はちょっとまだ怖いみたい。「針にエサをつけてみる!?」と聞いてみると元気よく「やってみる!」と率先してイクラの粒をひとつ手に取って、真剣な顔。任せてみたものの、針を使うので親のほうがドキドキです!
うまくいくかな?と見守っていたら「イタっ」と指に引っかかってしまったようで、もう少し手伝うべきだったと反省…。でも親の心配はなんのその「大丈夫!」という娘に、ちょっとたくましさを感じてジーンとしちゃいます。
気を取り直して、ニジマスの群れの場所を確認。一緒にヒュッと竿を振り下ろして食いつきを待ちますが、なかなか魚も賢く近づいてきません。
なかなか釣れない状況にちょっと飽きちゃったのか、娘は河原遊びに夢中に。初級者区画は水深が浅く、安全な木製小橋や岩で組んだ道があるので、ちょっとした子どものリフレッシュにもぴったり。反対側から応援されたり、水面を眺めるいつもとは違う娘の顔が見れたり親としても癒やされる時間に。
エサを替えたり試行錯誤していると1匹目が見事ヒット! ぴちぴちと勢いよく跳ね、手のなかでもウネウネと動くニジマスを目の前に、最初は娘もびっくりでしたが、じっくり眺めたり興味津々。生きている魚は水族館で見ていますが、つかんだ魚を近くで見るのはほぼ初めて。
1匹目は背中越しにそっとようすを眺めていましたが、2匹目は近くできちんと観察も。「つやつや!」「光ってるね」とちょっとした会話に嬉しさが見え隠れ。釣り上げた2匹を「さばき場」へ持っていくときは積極的に網を持ってくれたり、なんだか成長を感じられました。
「さばき場」で調理用に加工してもらってBBQエリアへ。「おいしくな~れっ!」なんて一緒に呪文を唱えつつ、塩をパラパラ。普段台所に立つことがないので、ふたりで味付けするのがちょっと新鮮な体験でした。
炭に火を付けて魚を焼いている間は、大好きなお絵描きタイム!生きものを描くのが大好きな娘は早速今日出会ったニジマスをスケッチブックに。おとなしく集中して描く姿に「昔はあんなに走り回って、追いかけてたのに!」と思い出が蘇ります。
外側パリパリ、内側ほっくほくに仕上がったニジマスを前に、思わずあーんと大きなお口。と「やっぱりほぐしたほうが食べやすいよね!」と丁寧に白身と皮と分けます。ふっくらとおいしいそうな大きな白身に娘の瞳もキラキラ。
見事1匹丸々完食して大満足。リクエスト通り「おさかなを釣って食べてみたい!」を達成して、ふたりでにっこり。「ママに写真送る!」とスマホで一生懸命写真を撮ったり、「ちょっとしょっぱかった!」と後から言ってきたのも全部愛おしく、「来てよかった!」と実感。娘も大満足だったようで「パパ、ありがとう!」と言ってくれましたが、娘の笑顔にたっぷり癒やされたパパのほうが「ありがとう!」という気持ちでいっぱいでした。
帰宅後に今日の思い出をお絵描きに。青い背景におさかなを1匹ずつ切り絵で貼っていました。いろいろな方向を向いているのが、子どもながらにおさかなの生き生きとした姿を表現したかったようです。
ふたりで釣りをしているシーンも。パパがあんりのために必死に頑張っていた姿が印象的だったようでうれしいです!
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