子どものころに熱心に読んだ動物図鑑。クマの説明で“春になると冬眠から目覚める”という言葉を目にした人も多いはず。とはいえ、日常生活では自然に生きるクマを見たこともなければ、“冬眠”や“目覚め”といった言葉も身近ではありません。
「実際はどのように冬眠から目覚めるのだろう…?」そんな素朴なギモンを解決してくれるのが、ピッキオが開催する「ツキノワグマウォッチング」です。軽井沢の広大な森を舞台に、地元ガイドさんと一緒にクマの生態に迫る自然観察ツアーに出発!安全面から中学生以上限定のツアーとなっていますが、この春は親子で神秘的な自然探索に出かけませんか?
ピッキオは軽井沢の自然を愛した先人たちの思いを受け継ぎ、1992年に前身の「野鳥研究会」として星野リゾートに誕生しました。1998年にはツキノワグマの保護管理に着手し、野生動植物の調査をはじめとした自然観察ツアーをスタート。
そんなピッキオが4月21日(木)〜28日(木)の8日間限定で開催するツアーが「ツキノワグマウォッチング」。クマをもっとも観察しやすい冬眠明けを狙い、木々の葉が茂る前の見通しの良い数日間に絞って、彼らの生きる姿をじっくりと観察します。
一緒に森に入るのは、軽井沢のクマの生態をよく知る専門家とクマ対策犬ベアドッグ。森のなかの道なき道を進みながら、食事の痕跡や爪痕を探したり、フンを見つけたりと、暮らしぶりを想像しながら解説に耳を傾けましょう。
もちろん安全は考慮し、十分な距離を取りながら谷を挟んだ対岸や人の近づけない崖にいるクマを双眼鏡で観察します。機材は世界最高峰のSWAROVSKI OPTIK社製。クリアな視界で臨場感溢れる姿が間近にググッと迫りますよ!
クマが暮らす森を歩きながら、“クマと人との共存”をしっかりと考えるのもツアーの醍醐味。クマが絶対に開けられない「野生動物対策ゴミ箱」の開発秘話や、クマの棲家を奪わないための取り組みなど、貴重な話を聞けちゃうのもポイントです。
なお、対象は大人(中学生以上)1日1組(2名まで)に限定。少人数ツアーだからこそ、ガイドさんに気兼ねなく質問できるのがうれしいですね。軽井沢の自然や日本の野生動物の現状をしっかりと学べるので、自由研究にもぴったりかもしれません。
ちなみに出発は朝8時ごろ、解散は16時ごろという長時間のツアー。一日中森を探索できる機会はそうそうないので、たくさんの経験と知識を得られるのは確実!
ぜひ親子で参加して、自然の偉大さと森に生きるクマたちの生態に迫ってみてはいかがでしょうか。
<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
【関連記事】
◆将来の夢は映画監督!?ピクサーの人気キャラクターと一緒に親子で映画作り体験しちゃおう
◆ハローキティの限定グッズも登場!60年分の“カワイイ”大集合のサンリオ展で心ときめく一日を
◆リニューアルで面白さグ~ンとアップ!六甲山のアスレチックで家族そろって大騒ぎしちゃおう
- 1