子ども人気が高くて、家族みんなで1日中遊べちゃうスポットといえば水族館。ただ、「今すぐ水族館に行きた〜い!」と子どもに突然おねだりされても、「じゃ、行こっか!」と即決はできませんよね。時間を調べて、スケジュールを立てて、電車や車で移動して…と、1日コースでプランを練る場合がほとんど。
「もっと気軽に行ける水族館があったらいいのに…」なんて考えているなら「SMART AQUARiUM SHIZUOKA(スマートアクアリウム静岡)」に行ってみてはいかが?JR「静岡」駅前の松坂屋静岡店にオープンした水族館で、ショッピングの合間に家族でふらっと立ち寄れる、そんな身近さが大きな魅力なんです。
“街の暮らしに寄り添うスタイリッシュな水族館”をコンセプトに、5つのエリアで構成される「SMART AQUARiUM SHIZUOKA」。44基のコンパクトな水槽には約100種類もの生きものが暮らしており、近くでじっくりと観察できます。
最初に訪れる「WELCOMEゾーン」は、地元静岡ならではの景勝地・三保の松原をイメージした空間。同館のシンボル水槽のひとつ「白砂青松」と、富士山をビジュアル化したアートとの共演を楽しめます。
続くメインエリア「眺める」では、まるで水中にいるかのような揺らぎの空間で、額縁水槽や円形水槽にたたずむハリセンボン・ウツボたちを観察。キュートで愛くるしい姿に思わずキュンとしてしまうかも?
「繋がる」エリアには、熱帯地域に生息する生きものの生態を学べるスペースを用意。大図鑑を広げたような展示場には楽しい仕掛けがいっぱいで、子どもの好奇心やワクワクする気持ちを刺激してくれます。
「DISCOVERY」は読書も楽しめちゃう展示スペースで、疲れたときの休憩にはぴったりの場所。アートのようにニョキと水槽から伸びる木々が美しい水槽「Ever Green」と、その下で過ごす生きものを観察できます。ただ眺めるだけでなく、生きものたちとの新たな関わり方を自然に学べるんです。
ビビットカラーの生きものを集めた展示スペースも充実。ニシキテグリをイメージしたデザインが特徴的な「装う」エリアでは、カラフルな熱帯魚たちとの出会いを楽しめます。
最後に訪れる「和み」エリアでは、日本ならではの侘び寂びを表現。生花のような水槽「春花秋月」と、朱塗りの壁を中心にアートな空間が広がり、水辺の美を堪能できます。苔や植物などの素材を使って亜熱帯雨林の世界を水槽内で再現する「パルダリウム」の講習もあるので、水槽美を追求したい方はワークショップへの参加もおすすめ。自分だけの水辺空間を生み出す体験は、なんとも言えない喜びを感じられますよ。
どのエリアも個性豊かで、子どもたちによって違った発見ができるように工夫されているのもうれしいポイント。お気に入りのエリアに入り浸ったり、ちょっと違う目線で生き物を観察したりと、何度行っても楽しめる要素がいっぱいです。「今から水族館に行ってみる?」なんてお誘いも、これからは積極的に提案できそうですね!
<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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