野菜のおいしさって、あるときに突然気づくもの。毎日食事のたびに「ちゃんと食べて!」なんて子どもと格闘していても、意外なキッカケですんなり「おいしい!」に辿り着いちゃうことも。そんな野菜の魅力に目覚めさせてくれるのが、先日オープンしたばかりの「博多南自然体験ファーム」。収穫からワークショップまで、農業の楽しさと野菜の素晴らしさを教えてくれる場所なんですよ。
6月8日にオープンした「博多南自然体験ファーム」は、年間を通して農作業を体験できる施設。もともとは耕作放棄地であった土地を地元生産者の協力を得て整備し、体験コミュニティ型農園として再生。土づくりや雑草抜き、剪定、収穫などの作業から、食材をおいしく調理するホットサンド作りまで、「FARM TO TABLE(農場から食卓へ)」をそのまま体現しています。
採れたて野菜を使ったサンドは、野菜そのままのいいところがギュッと詰まった創作料理。パクッと一口頬張れば、きっと本当のおいしさに気づけるはず。
平日の営業時間は10:00~15:00まで。土日の体験は、午前・午後の2回でそれぞれ約3時間開催されます。汚れてもOKな長袖・長ズボンを履いて、自分サイズの手袋&熱中症対策の帽子をオン。靴を履いたら準備万端です。
畑の広さは約1,000平方メートル。屋外の露地栽培スペースとハウスが3棟あり、畑には一年中旬の野菜があふれます。すくすくと成長する野菜たちを見に思わず毎週通いたくなる、そんな優しい雰囲気も魅力的!
現在収穫できる野菜は、きゅうり・ピーマン・とうもろこし・ナス・トマト・ズッキーニ・サラダカブなどさまざま。施設栽培でトマトやイチゴなどもラインナップしているので、収穫タイミングで訪れるのもいいかもしれません。
DIYによって建てられた小屋では、自然の魅力がいっぱいのワークショップを開催。「メダカのアクアリウム」や「苔テラリウム」制作などに参加できます。農場スタッフが優しくサポートしてくれるので、子どもが主体的に創作を楽しめるんです。
人気体験のひとつが、収穫した野菜をたっぷり使った「サラダブーケ作り」。まるで野菜の花束のような見た目はインパクト大で、記念撮影にもぴったり!おうちに帰ってサラダにしたら、いつも以上に特別な一品になりそう。
なお、土日祝日はBBQエリアを一人1,100円で利用できます。農作業のあとに味わう出来立ての食事は格別で、きっと家族みんなの記憶に残るはず。野菜が食卓に届くまでの流れをしっかり学べる農園作業&収穫体験で、もっと野菜を好きになってみませんか?
<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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