夏休みにちょっとした特別感を味わいたいならば、イルミネーションイベントにお出かけしてみてはいかがでしょう。次の日を気にせず、家族でちょっと夜更かしをして遊びに行けるも夏休みならではの楽しさ。いつもは家にいるはずの時間帯に出歩くのは、子どもたちにとって特別なひとときだけに、いい思い出になりそうですよね。
7月29日(金)より大阪の長居植物園で開催される「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」は、光のアートと美しい植物とのコラボを楽しめる常設のイルミネーションイベント。夜になると、キラキラと光る無数のオブジェや池の上を浮遊する美しいランタンが登場!まるで夢の世界を旅しているかのような不思議な光景に出会えます。
今年の春に大規模な植え替えが行われ、新しく生まれ変わった植物園の風景も見どころのひとつ。自然あふれる夜の世界で、光が織りなす癒やしのアートを体験しに行きませんか?
2022年4月1日にリニューアルオープンした大阪市立長居植物園は、“都会のオアシス”として親しまれる日本有数の植物園。園内では四季の移り変わりを感じさせる美しい木々や草花を見られますが、特におすすめなのが夜の時間帯。静寂で五感が研ぎ澄まされて、花の香りや木々のざわめきをより強く感じられます。そんな夜の植物園を彩るのが、チームラボが手掛ける不思議な光のアート。
木々に囲まれた大池に浮かぶのは、一つひとつが自律したあたたかな光のランプ。「近くで人が立ち止まる」もしくは「風に吹かれてランプが傾く」と、ランプは強く輝きながら音色を響かせます。共鳴して光り続けるランプに子どもはどんな反応を示すのか、一緒にワクワクしながら近づいてみましょう。
誰もが目を引かれるのが、力強く燃えるアート「憑依する炎」。燃焼する気体の流れに沿って空間上に線を描き、線の集合によって立体的な炎をかたどっています。
なんとこちらの炎、専用アプリの「teamLab: FIRE」を起動して近づくとスマートフォンに炎が灯り、作品を持ち帰れちゃうのです。持ち帰った炎は、ほかの人のスマートフォンに近づけると同じように炎が灯るのだとか。いったいどのように炎が移っていくのかは、ぜひ自分の目で確かめてみて!
夜の園内を歩いて行くと、発光する卵型のオブジェ「呼応する小宇宙」を発見できるはず。こちらは昼と夜で全く違う姿を見せてくれる不思議なアート。太陽の下では周りの世界を映し出し、夜は自ら光り輝きます。昼と夜で2回訪れてみて、雰囲気の違いを比べてみるのも面白そう。
卵型オブジェに手をふれてみると、光を強く輝かせながら音色を奏でてくれます。ふれるたびに色や光を変えるアートには、ついつい何度もさわってみたくなるはず。自然の中で子どもの好奇心を刺激してくれる光のアートを、ぜひ親子で体験してみてはいかが?
<文=宮本沙織>
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