夏休みにお出かけするなら、自由研究のネタとしてはもちろん、絵日記にもしっかり残したくなるような特別な体験を子どもにさせてあげたいですよね。そんな願いを叶えてくれるのが、“地球上で最も緑茶を愛する町”といわれる静岡県島田市なんです!
日本有数の大茶園地帯で知られる島田市は、2015年からシティプロモーションとして、“島田市緑茶化計画”を推進中。緑茶が出る水道で有名な小学校があったり、各地で楽しい緑茶イベントが開催されたりと、市内はとにかく緑茶一色!町中で開催されている体験に家族で参加すれば、緑茶をもっともっと身近に感じられちゃうかもしれませんよ。
市内では緑茶にまつわる体験をはじめ、さまざまな体験プログラムが開催中!今回はその中でも、家族みんなで参加したいおすすめイベントをピックアップしてみました。
大井川上流の山間地、川根地区に広がる茶畑で開催されるのが「茶摘みと茶畑DEいっぷく」。茶畑で茶摘みを学び、さらに淹れ方まで教えてもらえます。いつも飲んでいる緑茶がどのように作られているかを知れば、よりおいしく飲めるようになりそうですね。
「お近くの茶畑DEいっぷく」は、島田市横岡の茶畑「左京園」など、島田地区内の茶畑で気軽に一服できる体験。茶畑の真ん中でお湯を沸かし、自分で緑茶を淹れて飲むという非日常な体験が楽しめます。
テーブル・椅子・やかん・急須・湯呑みなど、必要なアイテムはすべてレンタル可能。旅行中でも気軽に利用できちゃいます。「疲れたから、お茶にしようか?」といって足を運ぶ先が、喫茶店やカフェではなく茶畑だとわかったら…子どもたちはきっとびっくりするはず!特定の茶畑ではなく、宿泊先に近い茶畑で参加できるのもうれしいポイントです。
実は島田市には、茶畑だけではなく天然温泉があることを知っていましたか。神経痛や筋肉痛に効果があるとされる「川根温泉」は、地元の人々の暮らしを支える存在ともいえます。
「川根温泉塩づくりDEいっぷく」では、そんな川根温泉の源泉を煮詰めた塩「かわねのごえん」の手づくり体験ができます。開催地は、「かわねのごえん」を生産している「おやじ農園」。塩づくりだけでなく、この道のベテランである“おやじ”たちの軽快なトークを聞けるのも、このイベントならではの魅力です。
もちろん、体験後には緑茶で一服。塩づくりで汗をかいたあとに飲む緑茶のおいしさは格別です。
食べ盛りな子どもには、きのこ狩りができる「椎茸狩り舞茸狩りDEいっぷく」がおすすめ。笹間地区のさらに奥にある「種ちゃん農園」で、無農薬・有機栽培で育てられた肉厚ジューシーなまいたけやしいたけの収穫体験ができます。
普段スーパーなどで売られているきのこしか目にしない子どもたちは、「きのこって、こんなふうに生えているんだ!」と驚くこと間違いなし。農園を運営する“種ちゃん”こと種本さんご夫妻の話を聞きながら、次々ときのこを収穫しましょう。
夏の思い出づくりには、やっぱり花火が欠かせません。「国産手持ち花火DEいっぷく」では、廃校をフルリノベーションしたグランピング施設「Glamping&Port 結(YUI)」で、今では珍しい国産花火を楽しめます。
花火を制作しているのは、県内唯一の手持ち花火事業者である「井上玩具煙火」。燃焼時間が長くて、きめ細かい炎を楽しめるのが特長です。丁寧に作られた花火だからこそ感じられる美しさに、子どもたちも思わずうっとりしてしまいそう。
ほかにも茶摘みやアロマ作り、パラグライダーなど夏の思い出作りにぴったりな体験が盛りだくさん!どの体験も緑茶がセットになっており、体験後においしいお茶でホッと一息つけるのが大きな特徴です。家に帰ったあとも、お茶を飲むたびにここでの体験を思い出しちゃうかも!?各体験の参加方法や開催日時などの詳細は、公式サイトの「お茶を体験する」をチェックしてみてください。
<文=藤間紗花>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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