コロナ禍以降それまでよりさらに盛り上がり、まだまだ冷める様子のないキャンプブーム。「週末は自然に囲まれたフィールドで、キャンプを楽しみたい!」とすっかりその魅力にハマっている人も多いのではないでしょうか。
今回編集部が紹介するのは、23区内で宿泊可能なキャンプ場3選。「週末ほかの予定があるけどキャンプしたい。午後から出かけてテント泊だけでも…!」そんな希望にも応えてくれるすてきな自然体験スポットです。
1.キャンプ&海釣りを楽しめる「江東区立若洲公園キャンプ場」
『江東区立若洲公園キャンプ場』は、『江東区立若洲公園』内にあるキャンプ場。場内には117ものキャンプ区画があり、開放感抜群のフィールドで、のびのびとキャンプを楽しめます。
炭や薪で火をおこし、鉄板や網などを使って調理ができる野外炉も33ヶ所。どの方向から風が吹いてきても火がおこしやすいよう設計されているので、キャンプ初心者にも最適です。さらに、野外炉のほかに、かまど・流し台・調理台を備えた炊事場もありますよ。
5分300円(延長は1分30秒100円)で利用できるコインシャワーも併設されているので、汗をかいたり汚れたりしても、すぐに洗い流せるのもうれしいポイント。シャワールームには1度に2名まで入室可能で、小さな子ども連れも安心です。
「ここはキャンプ場のすぐ横が海釣りスポットなんですよね。キャンプ&釣りで間違いなく充実した1日になりそう。【編集部・林】」
2.離発着する飛行機の眺めは圧巻!「城南島海浜公園キャンプ場」
『城南島海浜公園』内にある『城南島海浜公園キャンプ場』は、都内にありながら、潮の香りが楽しめる海沿いのキャンプ場。園内には人工砂浜があり、初夏には磯遊びや潮干狩りを楽しめます。
また、羽田空港に近く、離発着する飛行機を圧巻のスケールで眺められることも魅力のひとつ。キャンプサイトからだけでなく、人工砂浜の防波堤から、着陸態勢に入っている飛行機を観察するのもおすすめです。
キャンプサイトは、4~5人用テントを2基まで張れる20のサイトを備えた『第一キャンプ場』と、日帰り利用のみ可能な『第二キャンプ場』、駐車スペースを備えた22のサイトを備えた『オートキャンプ場』の3種類。場内のアウトドアセンターにはレンタル品も充実しており、“手ぶらでキャンププラン”を利用すれば、BBQ用の食材も用意してもらえますよ。
「離発着する飛行機を見られるキャンプ場は、全国でもそうそう無いのでは!【編集部・林】」
3.7月15日にリニューアルオープン!「平和島公園キャンプ場」
京急線「平和島」駅より、徒歩約10分でアクセスできる『平和島公園キャンプ場』。2022年7月15日にリニューアルオープンし、これまで3面だったキャンプ場が、18面に大規模拡張されます。
場内は、公園内の木々が生い茂る渓流の“A区画”と、山岳の“B区画”、芝生が一面に広がる草原の“C区画”に分けられています。A、B区画は少し斜面があるため、ビギナーにはテントの張りやすいC区画がおすすめ。草原を抜ける気持ちのいい風を感じながら、キャンプを楽しめますよ。
それぞれのエリアには炊事場とコンセルリング(サークル型の焚き火スポット)の設置あり。場内には灰捨て場もありますが、薪や燃料の販売はされていないので、事前に用意しておきましょう。
「都心で焚き火!言葉の響きだけで魅力たっぷりですね。【編集部・林】」
<文=藤間紗花・編集=林 創>
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