「なんでもしっかり食べなさい!」と子どもには言うものの、大人だって好き嫌いはありますよね。でも苦手な理由の中には、単なる先入観のようなものもきっとあるはず!見た目や味、食材にまつわる思い出など、作り手の想いや生産工程から紐解けば、好きになるヒントが見えてくるかもしれませんよ。
子どもの好奇心を刺激しながら食材のルーツに迫れるのが、「Umekiki こども記者倶楽部」が実施する食育プログラムです。夏休み期間中に子どもたち自身が記者となり、食材の生産者たちを直接インタビュー!作り手の想いを知ることで学びを深めて、もっと食材を好きになれちゃう貴重な体験イベントなんですよ。
「Umekiki こども記者倶楽部」は、夏休み期間の7月16日~8月20日までの間に、全4回の食育プログラムを開催します。取材会場となるのは、複合商業施設「グランフロント大阪」。“こども記者”という名の通り、子どもたちが大学教授やシェフなどその道のプロに直接取材を行い、「好きなものと嫌いなものがどうやって決まるのか」というテーマを紐解きます。
7月16日の1回目は「食と体の科学を学ぼう」をテーマに、大阪大学大学院 人間科学研究科・八重島教授に脳と体のメカニズムをインタビュー。続く2回目(7月26日)は「シェフと味覚実感!」がテーマ。プロのシェフたちを迎えて、こどもが嫌いな食材をおいしい食事へと大変身させます。見た目や味の変化を調査すれば、あっと驚く気付きを得られちゃうかも?
8月6日と8月20日は、取材と実験を通して発見したことを、“こども新聞”に記事としてまとめて発表。プロの編集者たちと交流してアドバイスをもらいながら、取材・構成・まとめ・執筆までの工程を楽しく学べます。好き嫌いのメカニズムについて考えながら記事化することで、食べ残しやフードロスへの関心もさらに高まるかもしれませんね。
完成した新聞記事は、関西圏の各所にて実際に配布予定。自身が関わった記事が多くの人に読まれる体験は、きっとたくさんの感動を得られるはず!もちろん、夏休みの自由研究テーマにもぴったりです。興味が湧いてきたら独自取材を進めて、周りの食に関する疑問を深掘りし、自分なりの答えを見つけるのも楽しそうですね。
なお、イベントの定員は15名で参加費は無料、小学生の子どもが対象になります。応募締め切りは7月6日までなので、早めに申し込みをしておきましょう。4回全てに参加できることが条件なので、今から夏休みのプランを計画してみてはいかがでしょうか。
<文=相川真由美>
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