平面に描かれているのに、カメラ越しで違う角度から眺めると飛び出して見える3Dアート。なんだか不思議な世界で、いろいろな角度から見ては「なんで!どうなっているの?」と謎が深まるばかり。
そんな魅力と不思議がたっぷりの作品を描く3Dアーティスト・鉛筆画家の永井秀幸氏の特別展が、7月22日から東大阪市民美術センターでスタートします。緻密に描かれた絵からダイナミックに飛び出す作品を、子どもと一緒に間近で楽しむチャンスです!
錯覚3Dアートやだまし絵、トリックアート作品を発表し、鑑賞した人に不思議と驚きを与えてくれる永井秀幸氏。7月22日から9月4日まで開催される「永井秀幸 とびだす!ふしぎな3Dアートの世界」は、大阪・関西を拠点に活動する彼の作品たちが一堂に介する特別展です。
展示されるのは、1枚の紙から浮き上がってくるように見える「平面作品」から、虎や幽霊が手を貫通しているかのように見える「貫通作品」、さらに角度を使った「L字作品」などさまざま。
一見すると普通の絵なのに、デジカメやスマホ越しにある角度から眺めると、なぜか立体作品に見えちゃうんです。何度眺めても頭に「?」が浮かんでしまう作品の数々に、子どもたちもきっと興味津々になってくれるはず!もちろん全作品撮影OKですよ。
7月23日と8月21日には、13:30から1時間「ライブドローイング(3Dアートが生まれる瞬間をこの目で!)」も開催。3Dアートが紙と鉛筆で静かに生まれる瞬間を間近で見られますよ。
「自分も書いてみたい!」なんて子どものリクエストがあったら、同日開催の「ワークショップ(3Dアートに挑戦!)」(500円:往復ハガキで申し込み)にぜひ参加を。“どうやって描けば飛び出して見えるのか”を、実際に鉛筆を動かしながら実践的に学べます。
子どもと何を描くのか相談しつつ、楽しみながら筆を走らせましょう。作品ができあがったら、出来栄えをぜひ親子で共有してみて。当日に学んだ描き方のコツを活かして、夏休みの課題に3Dアートを描いてみるのもよさそう。
カメラで撮るからこそ浮かび上がるちょっと不思議な世界。見るだけではなく、ぜひ描いてみてはいかがでしょうか。
<文=相川真由美>
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