大人も子どももうれしい夏休み期間。家族旅行の計画はもう立てましたか？家から近い場所にお出かけするのもいいけど、せっかくなら遠出して普段とは違う場所で遊ぶのも新鮮な体験です。「豊かな自然エリアで子どもと遊びたい！」という方におすすめなのが、愛媛県で開催中の「えひめ南予きずな博」のアクティビティプランです。
「えひめ南予きずな博」は、自然豊かな愛媛県・南予エリアを舞台に、伝統文化と自然、新しいモノを組み合わせた遊びを提案するプロジェクト。夏休み期間中は、海と山で楽しめる子どもにぴったりのアクティビティが数多く用意されています。
今回はそんな「えひめ南予きずな博」のプランの中から、家族で体験できるおすすめプランを4つ紹介します。ぜひ、家族旅行の参考にしてみてください。
まず最初に紹介するのが、ワクワクの海底探索気分を味わえるプラン。近年話題沸騰中のマリンアクティビティ「シーウォーカー」を知っていますか？船上のタンクから酸素が送り込まれるヘルメットを被り、海の底を歩くというものです。ダイビングのようにライセンスは必要なく、泳ぐのが苦手な人でも楽しめるのが特徴です。
ツアーが開催されるのは、愛媛県の最南端に位置する愛南町。風光明媚なこの町の海には、色とりどりの珊瑚やさまざまな生きものが棲息しています。ヘルメット越しに海の世界を覗けば、その美しさにきっと驚くはず。海底を歩く姿を水中ドローンで撮影してもらえるので、夏の思い出づくりにも最適です！宇宙服を着ているような不思議な姿で、カメラの前でポーズを決めてみましょう。
宇和島市内にある人口200人ほどの漁師町は三浦半島に位置しており、穏やかで美しい入江が魅力の町です。ここでは2人乗りのカヤックに乗り、パドルを漕いで海の上を進んでいく「シーカヤック」ツアーが開催されています。
どこまでも続く水平線を眺めながら、自分の手で海の上を漕ぎ進んでいく体験はなんとも爽快！親子で息を合わせて漕いでいけば、よりいっそう絆も深まるでしょう。
さらにツアー中は、近年問題視されている「海洋プラスチック」のゴミ拾いにも参加できます。美しい海の中には、一体どんなプラスチックゴミが潜んでいるのでしょうか。未来を担う子どもたちに、環境問題について考えるきっかけを与えてくれるはずです。
虫や生きものが大好きな子どもには、宇和海の絶景を見渡す佐多半島の宿泊施設「瀬戸アグリトピア」の体験型宿泊プランがぴったり。ちょっとユニークな体験ができるプランでは、世界で最も大きな昆虫・ヘラクレスオオカブトの卵をプレゼントしています。
宿泊中は、世界の珍しいクワガタやカブトムシの繁殖に成功した経験を持つ昆虫博士に、孵化から成虫になるまでの飼育方法を詳しくレクチャーしてもらえます。体験は子どもがメインなので、「子どもは虫が好きだけど、パパママが苦手でなかなか触らせる機会がない…」という家族にもおすすめです。
「とにかく体を動かすのが大好き！」というお子さんは、足摺宇和海国立公園内にある宿泊施設「水際のロッジ」で開催中のツリークライミングがおすすめ。大木にロープをかけ、約3mの高さまで、全身の筋肉を駆使しながら登っていくアクティビティは、子どもたちの運動能力の成長も期待できそうです！
インストラクターは、世界をヨットで航海した経験を持つロッジのアクティビティマネージャー・森治彦さん。森さんの指導のもと、自分の力でどんどん木を登っていきましょう。ハードな体験ですが、終わったあとの達成感はなかなか味わえませんよ！
このほかにも「えひめ南予きずな博」では、夏休みに楽しめるさまざまなアクティビティプランが用意されています。宿泊施設も個性的なので、新鮮なアウトドア体験を楽しめるはず。子どもたちと最高の思い出をつくりたいという方は、ぜひチェックしてください。
<文＝藤間紗花>
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