図鑑のページをめくるたびに、初めて見る生き物の姿にワクワク・ドキドキ。好奇心旺盛な子どもなら、写真やイラストだけでは飽き足らず、実際に会ってみたいと思ってしまうものです。夏休みは、子どもから「動物園がいい!」「水族館に行きたい!」なんてリクエストをもらっているパパママが多いかもしれません。
普通に動物園に行くのも良いけれど、今年の夏は少しテーマを変えて「ZUKAN MUSEUM GINZA」を訪れてみてはいかが?地上ではなかなか見られないレアな動物たちが、デジタル技術によってリアルサイズで目の前に出現!動く姿も見られる臨場感抜群の“生きるミュージアム”ならば、子どものワクワクをさらに刺激できちゃうかもしれませんよ。
2021年にオープンした「ZUKAN MUSEUM GINZA」は、デジタルとリアルが融合した世界を巡りながら、人気の図鑑シリーズ「小学館の図鑑NEO」からピックアップした生き物たちと出会える新感覚の体験型ミュージアム。
さまざまな生き物が共存する世界を巡り、地球の自然を五感で感じられる空間です。図鑑を読むだけでは味わえない“実体験をつくる”をテーマにしたコンテンツで、世界と自然を旅する没入感いっぱいの時間を過ごせちゃうんですよ。
1周年を迎えた同館では「第二章/新たな生き物に出会う旅」として、謎に満ちた深海を旅する「ディープシー(深海)ゾーン」が新たにオープン。世界最大級の無脊椎動物「ダイオウイカ」が水を吐く様子や触腕の動きを間近で見られるうえ、ライバルの「マッコウクジラ」も登場。さらに「リュウグウノツカイ」の優雅な泳ぎも観察できます。
さらに「ゴールゾーン」をはじめとしたエリアもバージョンアップ!親子やオス・メスのペアで動物が登場するほか、「ジャイアントパンダ」が笹を食べる様子を見るチャンスもあります。天候変動や24時間の経過が感じられる設計なので、約1時間でいろいろな生き物の姿や変化を楽しめそう。
なお、観察したことは「記録の石」と呼ばれる端末に記録できるのも楽しいポイント!ゴール地点に着いてから学んだことやミュージアムで出会った生き物を思い出せるので、夏休みの宿題にもぴったりです。
リアルフォトではなくペイントタッチの柔らかな造形なので「動物がちょっぴり怖い…」なんてお子さんでも大丈夫。ずっと眺めていられるような表現なので、つい時間を忘れてうっとりしちゃいそうですね。
なお、20歳以上限定のちょっと大人のミュージアム体験「Night ZUKAN MUSEUM GINZA」も、同館で8月末まで開催中。こちらはお酒やゲームも楽しめるので、夕涼みがてら訪れてみるのも楽しそうです。
<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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