9月1日は防災の日。今では子どもがいるパパやママも、新学期が始まってすぐに防災訓練をした記憶があるのでは?少しでも訓練していれば、いざというときに体が動いて危機を回避できるもの。とはいえ今ではすっかり忘れてしまったし、実際に災害が起きたらどう行動すればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
「良い機会だから、子どもと一緒に防災意識を高めたい」なんて考えているなら、9月3日・4日の2日間に渡って開催される「もしもフェス渋谷2022」に参加するのがおすすめ。学校や職場で使える防災知識を学べるのはもちろん、その先の備えまで体験できちゃう充実の内容なんですよ!
「もしもフェス渋谷2022」は、2019年まで開催されていた「渋谷区総合防災訓練(SHIBUYA BOSAI FES)」の流れを汲む新たな防災イベント。渋谷区民と来街者に向けて、“防災・減災”を普及させ啓発することが目的です。
イベントの最大の特徴は、実際の災害を念頭に置いて練られた豊富なプログラムです。例えば、大地震が起きたときに災害から身を守るための体の動かし方を教えてくれる「もしものための体力チャレンジ『SPARTAN RACE』」。話を聞くだけでなく、屋根や大きな段差を彷彿させる障害物を登ったり越えたりと、実際に体を動かして体験できます。
災害時に気になることといえば、やっぱりご飯問題。「もしものときの食体験」では、自衛隊東京地方協力本部の炊事車が会場に入り、非常時の食事提供を体験できます。実際に車の設備を使った自衛隊のカレー炊き出しは、1日約400食を提供予定。被災時の食事も舌で味わえちゃうんです。
「もしもを知る地震体験」では、一度は親子で体験してみたい体験車両も展示。東京消防庁の起震車に乗り込み、地震の揺れを感じることもできます。リアルな揺れや対応策を体験すれば、子どもにとっても貴重な思い出となるはず。そのほか、会場には地震について学べるブースも用意されています。
さらに、屋外避難を想定した「もしもに備えるキャンプ体験」も開催。「防災×キャンプ」コーナーでは、お家にあるキャンプ用品を駆使した災害への備え方を紹介するなど、“もしも”のときに役立つ情報がたっぷりです。
ほかにも、災害時の行動や思考タイプを知れる「もしものときのリーダー診断」、災害向けグッズや備蓄アイテムが揃う東急ハンズとのコラボショップ「もしもに備える防災ストア」もオープン。会場を見て回るだけでも楽しめるエリアがたくさんあります。
防災に関連したステージでは、子ども連れにうれしい人気キャラも登場。くまモンから、ガチャピン・ムック、さらにそらジロー、ゴーちゃん、ブーナまで!テレビでお馴染みのキャラと一緒に防災を学べます。また、各テレビ局の人気のアナウンサーや気象予報士、防災士を招いたトークイベントも開催予定です。
親子で訪れれば楽しく、そして確実に防災への知識と備えがレベルアップする「もしもフェス渋谷2022」。週末の予定が空いているなら、ぜひ家族で足を運んでみてはいかがでしょう。
<文=相川真由美>
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