生きるってなに?サンシャイン水族館で“生き物の終焉”をテーマにした特別展がスタート!親子で命の大切さを見つめ直そう【東京】

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自然界の動物たちにとって、「生」と「死」はとても身近な存在です。子どもが生きものに興味津々なのはうれしいけれど、ちゃんと生死のことも知ってほしい。難しい問題だけど、どこかで正面から学ぶ機会もほしいですよね。そんなパパやママの想いを代弁するかのようなイベント「終わりは始まり展~生き物たちの終焉~」が、東京・池袋の「サンシャイン水族館」で開催されています。

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夜間特別営業で開催される同イベントは、生きるものすべてに必ず訪れる“死”にフォーカスし、生きものの命の尊さを学ぶプログラムです。生きものたちの“死とその先”をコンセプトに、過酷な環境やさまざまな状況で生き抜き、命を次に繋げようとする姿を紹介。来場者に向けて「生きるとはなにか?」を問いかけます。

館内には、同館が保有する「ロシアラッコの剥製」を展示。そして絶滅危惧種である「チュウゴクオオサンショウウオ」も見学できます。会場では、あまり語られない水族館で飼育される生きものの“死”から、環境問題によって命を奪われる生きものたち、さらには絶滅危惧種に関する解説パネルを展示。「今はいるけれど、近い将来…」と未来について考えるきっかけを与えるだけでなく、彼らをはじめとした地球上の生きものとどう共存していくべきかも考えさせてくれます。

スタッフが制作した過酷な日々を送る生きもの視点のクイズ「命を繋げ!運命の選択~自然の中を生き延びろ!~」や、海の環境問題を考える「オリジナル模型」など、楽しく生死を深掘りできるイベントも登場。サンドアート集団「SILT」による、命のバトンが紡がれる様子を描いたアート映像『生命の灯火(いのちのともしび)~サンドアートで紡ぐ命の物語~』も放映されます。

夜の水族館は、夜間特別営業限定のオリジナルBGMや照明で、いつもとは異なる雰囲気に。大水槽「サンシャインラグーン」はより神秘的で静かな世界に変身します。吸い込まれるかのような美しさに、命の儚さ・尊さを感じられるはず。

親子で訪れて生死についての学びを深めれば、子どもにとっても記憶に残る体験になること間違いなし!夜間営業となるので、いつもとはまるで違う水族館の雰囲気も含めて発見を楽しんでみてくださいね。

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<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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