イラストやデザインを描く人にはお馴染みのアルコールマーカー・コピック。ニュアンスカラーからくっきりとした発色の良いカラーまで全358色がそろい、カラーレスブレンダーでぼかしやグラデーションも手早くできる愛用者の多い画材ですよね。最近話題になっている“アルコールアート”の人気も後押しして、「ちょっと気になってる」なんて人もいるのでは?
そんな話題のコピックインクを使って音と光のデジタルアートを楽しめるイベント「光と映像ー混ざり合う音/共鳴し融合する木箱」が、11月17日から渋谷ヒカリエ「8/CUBE 1,2,3」で開催されます。
入場無料で楽しめる同展は、アーティストとのコラボ作品を中心とした3部構成。まずは映像作品を数多く手掛ける「Hironori Sugino」と、「DJ/ミュージシャンShing02」によって生み出された「混ざり合う音ーThe sound of mingling」。マイクの前に立って声を出せば、音量や音程を識別し、コピックインクの色調を再現したインクの色合いが変化します。
親子で参加すれば、子どもと自分で色合いや雰囲気が変化していく様子を楽しめるはず。「子どもは濃くて明るい青色だったけど、自分は薄い青色だった!」など、実際に違いを目にすることで、ちょっとした発見や驚きを体験できますよ。
続いては、東京チェンソーズによる「共鳴し融合する木箱ーWooden box that resonates and fuses」。デジタルアートが木枠により額装された作品で、都市と森林をつなぐ架け橋になることを願った作品だそう。
最後は音遊びをしながら学びを深められる体験型アクティビティ。デジタルアート制作会社「C&(シーエンド )」による「サウンドピクチャー」は、発した音によって映像が変化するコンテンツ。プロジェクターと一体化したステージで、愛らしい映像をバックにポーズをとったり、音を鳴らしたりして楽しみましょう。
さらに11月19日・20日には、「コピック アルコールインクアート ワークショップ」(500円)も実施。ポタリとアルコールインクを垂らして、偶然から生まれる美しいアートを体験できます。初心者でも簡単に透明感のある作品を作れるので、子どもと一緒に楽しむのにぴったり!もちろん作品は持ち帰ってもOKです。
会場は渋谷ヒカリエの8階なので、週末のお出かけがてら足を運ぶのに便利なのも嬉しいところ。「色彩に包まれながらちょっぴりアートを感じたい」そんなニーズにも応えてくれるのが同展。ぜひ休日のショッピングにプラスして訪れてみてはいかがでしょう。
<文=相川真由美>
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