万葉の時代から「薬師の湯」と呼ばれ、日本を代表する温泉地・湯河原。いつの時代も旅人の疲れを癒やし訪れる人をほっとさせてきた関東随一の、そして最も歴史ある温泉地のひとつです。都心から約60分、伊豆半島に位置する湯河原は、温泉とともに名物グルメをはじめ総合的に癒しを提供してくれます。
ファミリーやカップル、友人同士でハイキングを楽しむのはもちろん、湯河原グルメを頬張ったりとおすすめ部分はたっぷりありますが、今回は温泉にスポットを当ててみましょう。ちょっと探しただけでも相模湾の絶景を見渡しながらゆったりくつろげる露天風呂に、プライベート感満載の貸切露天風呂をはじめとっておきの温泉が目白押し、まさに温泉天国です。今回は日帰りで楽しめる同エリアの温泉を厳選して紹介します。
湯河原の日帰り温泉
「万葉集」で歌われた唯一の温泉として名高い「湯河原温泉」。約1,200年にわたって、訪れる人々を癒やしてきました。また、夏目漱石から谷崎潤一郎をはじめとする文豪たちにも愛された湯でもあります。アクティビティで1日を通して遊びまわっても温泉に浸かればすぐにリラックス&疲労回復できるのもポイント。一般客以外にも企業やスポーツ合宿の場としても人気があります。宿泊前提だけでなく、日帰り温泉で手軽に体を癒すことができる温泉宿6選をチェックしてみましょう。
1.湯河原随一の大露天風呂が魅力「ニューウェルシティ湯河原」
湯河原エリア屈指の大露天風呂が自慢の「ニューウェルシティ湯河原」。同館の「いずみの湯」は、和の風情を感じる竹・岩・木・緑などの自然物が露天風呂の周囲に配置され、癒しの空間を演出。
しっとりと化粧水のほうに肌馴染みの良いお湯が特徴で、泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉・弱アルカリ性低張性高温泉。効能は神経痛、筋肉痛に健康増進・病後回復期・疲労回復などが期待されます。
なお、館内には温泉の定番卓球、麻雀、カラオケをはじめ各種リラクゼーションルームを用意。無料の休憩所やTV付きのリクライニングシートも揃うなど温泉後のコンテンツも充実しています。
なお、「日帰り温泉プラン」ではアロマやボディーケアとランチ、個室利用に温泉付きをはじめさまざまなセットを用意。温泉と併せてお得に利用するのがおすすめです。