感動を呼び起こす革新的なイルミネーションやデジタルアートを手掛ける制作者集団「ネイキッド」。福井県坂井市とコラボレーションしたイベント「丸岡城×ネイキッド ヒカリ結び」では、丸岡城天守を彩るプロジェクションマッピングショーや、踏むと万華鏡の花火が広がるインタラクティブな映像体験など、さまざまなイルミネーションが集まる人気のナイトイベントです。
そんな夜の観光地を幻想的に彩るイベントが、今年の10月29日（土）から大幅にアップデートされました。市民の憩いの場として親しまれている天守前公園で開催中の映像コンテンツが、これまでの4メニューから計8メニューへと拡張！親子で楽しめる体験型イベントが増えてさらにパワーアップした丸岡城で、すてきなナイトタイムを過ごしてみませんか？
リニューアルされたコンテンツのひとつ「OCEAN」は、珊瑚礁をイメージした光の中をカラフルな魚が泳ぐインタラクティブ作品。キラキラと輝く波紋を踏むと、まるで生きているように魚が跳ね上がります。ひときわ大きくて色の違う波紋を踏むと、なんと巨大魚が出現！まるで海の中にいるような没入感の強い体験には、子どもたちも大喜び間違いなしですよ。
「FLOWER」は、四季の移り変わる姿を豊かな自然を通して感じられる映像作品。中心に流れる川の左右には、デジタルで表現された季節の草木や花々が茂り、春には桜が咲きはじめます。季節が移り変わるごとに煌びやかな花びらや葉っぱが流れ、映像が変化していく様子は必見です。どんな花々が見られるのかは、ぜひ実際に行って確かめてみて！
周囲の観光資源や丸岡城の位置情報などを発信する「おさかなMAP」も、今回追加された新しいインタラクティブ作品のひとつ。丸岡城を中心とした坂井市内のマップの上には、鯉が泳いでいます。その鯉をマップに配置されているカラフルなアイコンへと導くと、市内の観光情報が映し出される仕組み。「あそこには何があるのかな？」なんて子どもの興味を引きながら遊べば、丸岡城と城下町のことがもっと好きになるかもしれませんね！
ほかの作品と比べて異彩を放つサイケデリックな「DJ」は、昔の城下町の賑わいを現代らしく体験できる作品。足元に映し出される8種類のアイコンを踏むと、太鼓や法螺貝などのさまざまな音が鳴り響きます。みんなで違う音を出しあって、セッションするのも楽しそう！自然や城下町をより身近に感じられる丸岡城のライトアップイベントで、福井県の魅力を再発見してみてはいかがでしょう。
<文＝宮本沙織>
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