冬キャンプって、やってみたいけれど寒さ対策にハードルを感じている人も多いのでは。でも待って!自然を満喫できるうえ、設備も整い、あったかい環境でぬくぬく。充実した設備で最高の思い出が作れる施設も最近では多いんです!
特に近年は空前のサウナブームで、キャンプやグランピング施設での宿泊にプラスして、本格サウナ施設を併設。“ととのう”体験が家族一緒にできることも。というわけで今回は編集部林のおすすめのサウナ付きキャンプ場をピックアップしてみました。
1. イグルーとmokki両方体験したい!「ときたまひみつきち コモリバ」で2種の“ととのう”体験を
埼玉のときがわ町に位置する「ときたまひみつきち コモリバ」。豊かな自然いっぱいの環境で思わず”すごもり”したくなる、ワクワクと癒やしがあふれたグランピングリゾートです。
グランピングテントとグランピングキャビンとともに区画テントサイトも用意され、宿泊者のニーズに合った滞在が可能です。BBQ設備やアメニティも揃っているのでとっても快適に過ごせますよ。
グランピングテントはセミダブルマットを用意し、広々した空間でのステイはもちろん川沿いでのんびりなんてことも。キャビンは冷暖房完備のホテルのような客室が特徴。テラスもあるので、お外でゆったり過ごすなんてぜいたくな時間も叶います。
さらに、注目すべきは2種類のアウトドアサウナが体験できること。エストニア製サウナ「イグルー」(80〜90℃)とフィンランド製サウナ「mokki」(100℃)での体験はきっと心に残る思い出になるはず。ともに薪焚き、セルフロウリュサウナで、自分達のペースでサウナを思う存分体験できるのもうれしい部分です。
そして、水風呂ではなく、目の前の清流「都幾川」のほとりでのクールダウンはまさに本場さながら! 日本にいながら北欧のサウナのように自然と一体化する体験ができちゃうんです。約2時間、1年の振り返りをしつつじっくり汗を流してみてもいいかも!?
なお、定員は「イグルー」が4名、「mokki」は3名なので、家族全員で楽しむ場合は人数チェックも忘れずに。それぞれ各16,500円からとなっています。
「イグルー型サウナがめちゃくちゃおしゃれ!これからの寒い時期こそ本格的な雰囲気を楽しむのにぴったりなのでは【編集部・林】」
2. 1日1組限定の貸切型「八街ヴィラ」で、心ゆくまでサウナ堪能。憧れのプライベートサウナが叶います
一度は体験してみたい一棟貸し。しかも1日1組限定のプライベート感を極められるのが「八街ヴィラ」。ヴィラ自体は最大で7名まで宿泊可能で、家族はもちろん友人同士でも余裕のあるサイズ感。
ベッドルームは2室用意し、複数人利用でもパーソナルな部分もしっかりと守れるうえ、洗濯機や冷蔵庫も完備するため短期だけでなく、長期滞在でも安心。まるで自分の別荘感覚で利用できるのはうれしいですね。
そしてやっぱり冬場に気になるのはプライベートサウナ。1日中入ったり出たり、クールダウンしてまた入ったりを繰り返せ、まさに理想のサウナライフが叶います。自分達だけなので、もちろん男女一緒に入れるうえ、気兼ねなくいろいろな会話でより相手のことが知れそう。まさに北欧のようなサウナの使い方ができるというもの。
電気式ヒーターを採用し、セルフロウリュウも可能。自前のアロマウォーターでくつろぎの空間を自分自身でプロデュースすることもできますよ。さらに水風呂は特大プールにザブーン!または八街の天然水をたっぷり使ったひんや〜り心地よい手作り水風呂でクールダウン。
またサウナ・水風呂横には整いスペースとして寝転べるのはもちろんヴィラのいろいろなところにスペースがあるのでお気に入りの場所でクールダウンも叶います。自分のペースで整うことで、さらに上質なサウナタイムが過ごせる同施設なら、いつも以上にリラックスして、家族とさらに絆を深めることができそうです。
「“一棟貸し”や“1日1組限定”というアウトドアサウナデビューにもってこいの条件!年末に極上のひと時を過ごしたいですね【編集部・林】」
3. 空中キャンプでとっておき体験! 本格サウナストーンサウナで汗も滴る!? 「Dom’up camp village 那須高原」
キャンプといえば、地上というイメージがありますが、「Dom’up camp village 那須高原」は、豊かな自然の中で木々に囲まれながら空中に浮かぶ“Dom'sUP(ドムアップ)”がポイント。約6000坪の広大な敷地のなかに7サイトを用意。ヨーロッパ・ベルギーでデザインされたプライベート感満載のキャンプ場は、木を痛めることなく共存するかたちで森や自然と人との関係性を改めて考えるのにもぴったり。家族で一緒に訪れたいキャンプ場です。
SKYタイプは、地上約3mの位置にデッキを吊り下げ、ドーム型テントを設置。まさに見たままの浮遊した空間で滞在が楽しめます。室内にはソファーベッドなどを用意。くつろぎの空間で、とっておきの時間が過ごせますよ。もちろんともに地上に建てたFieldタイプもあるのでご安心を。
テントでのステイが希望ならば、「Treefloor」の利用を。こちらも同じくデッキを地上3mのエリアに設置。地面ではなく空中に設置されたテントでの体験はきっと誰もが“初”なはず。なおデッキ上のテントは施設が用意。タープやチェアにテーブルなど自前のキャンプギアを活用する場合は、各サイトのプライベートガーデンでどうぞ。こちらはキャンプ上級者向けです。
気になるサウナ施設は、サウナストーンを使う本格フィンランドサウナを現地から調達し設置するこだわりよう。ころんとした「イグルー」はなんだか物語の世界に入ったような気分になれますよ。
じんわりとした暖かさもいいですが、サウナストーンにアロマウォーターをかけた瞬間に噴き上がる熱風は本場ならではの勢い! 蒸発した水と一緒に一気に発汗し、言葉にならないほどの気持ちよさが体験できます。なお、利用には水着の着用や濡れてもOKのTシャツや短パンのご用意を忘れずに!
「6,000坪に7サイト!ぜいたくすぎる空間と極上サウナで自然に没入しちゃいましょう【編集部・林】」
<文=相川真由美、編集=林創>
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