2023年、気持ちよくスタートを切りたい人におすすめなのが、初日の出を楽しめる低山ハイキング。ロープウェイやケーブルカーを利用すれば山頂までアクセスしやすく、初心者でも気軽に挑戦できます。夜明け前からナイトハイクしてもよいし、時間があれば前日近隣に宿泊するのもよいかもしれません。
今回は、編集部林が「初日の出を楽しめる関東の低山」を紹介します。公共交通機関の臨時運行があり、深夜でも気軽にアクセスできるスポットを厳選したので、ぜひ年末年始のプランの参考にしてください!
1.年の初めに「日の出山」から関東平野の夜明けを眺めよう|東京都
日の出山は、名前の通り日の出がよく見える山です。青梅市と日の出町にまたがる山は、気軽にハイキングしたい人に人気!御岳山と隣接しているため、御岳山ケーブルカーを利用すれば標高800mの御岳平まであっという間。ここから標高902mの日の出山まで、約1時間です。
御岳山の山頂から日の出山に向かう途中から、舗装道路ではなくなりますが、歩きやすい道が続きます。危険個所は特にないので、ハイキング初心者でも安心です。スニーカーでも歩けますが、可能であれば登山靴やトレッキングシューズの着用をおすすめします。
晴れていれば、山頂からは奥多摩の山々だけでなく関東平野、スカイツリーや都心の高層ビルなども見られます。東の空がオレンジ色に染まり始め、雲が光り輝く中、徐々に顔をのぞかせてくれる太陽を見たら、感動すること間違いなし!
初日の出を楽しんだ後は、登山口近くにあるつるつる温泉で寛いでいくのもおすすめです。山頂からの下山は約1時間半。つるつる温泉は、元旦に限り午前8時から営業なので、ぜひ立ち寄ってくださいね。
「奥多摩エリアは神秘的な雰囲気が魅力ですよね。そこから眺める初日の出は、特別な思い出になりそう!【編集部・林】」
2.都内人気の低山ハイキングスポットで初日の出を!「高尾山」|東京都
年間約260万人の人が訪れる人気観光スポットの高尾山は、一度は足を運んだことがある人も多いはず。ミシュランの三ツ星観光地に選ばれて以来、さらに人気が高まりました。都心からアクセスしやすく、ケーブルカーを使わないルートでも約1時間半で山頂に着くので、ハイキング初心者にもってこいです。
初日の出のタイミングで迎光祭が行われるので、いつもと違う雰囲気を味わえます。もし山頂に入れなくても、薬王院の境内や男坂、高尾山スミカ前展望台やかすみ台展望台など、初日の出が見えるスポットが多数あるのもポイント。お気に入りの場所を探してみてくださいね。
ちなみに、毎年午前3時を過ぎると通行規制がかかり、山頂に行けなくなるのでご注意ください。山頂に午前2時までには到着することをおすすめします。また、高尾山は低山といえど、この時期は氷点下を下回ることも。初日の出を拝む予定の人は、防寒対策をしっかりと行うようにしましょう。
「都心からのアクセスをなるべく手軽にしたい人におすすめ。山を下りたらすぐ京王線、という安心感が心強いですよね【編集部・林】」
3.関東で初日の出を一番早く見られる「筑波山」|茨城県
関東で最も早い時間に日の出を見ることができる山といえば、筑波山です。筑波山は、男体山(871m)と女体山(877m)からなります。初日の出スポットとして人気があるのが、ロープウェイの近くにある女体山です。男体山より標高が高い上、展望が良いこともあり、にぎわうことは必至でしょう。
元旦は早朝からケーブルカーとロープウェイが運行されるので、ハイキング初心者でも楽に登頂できます。ケーブルカーやロープウェイを利用すれば、山頂までは約10分。小さな子供がいるファミリーにもおすすめです。
余力がある人は、山頂連絡路を経由して男体山の頂上まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。男体山へのルートは、案内板もわかりやすく設置されているので安心。山頂手前にはきつい岩登りがありますが、その分登り切ったら達成感があります!途中に、関東有数の名社の筑波山神社があるので、初詣もお忘れずに。
「初日の出を一番早く見られるスポット!ロマンがありますね。新年に新たな決意を抱いている人にぴったりなのでは【編集部・林】」
<文=阿部裕子、編集=林創>
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