季節はまだ冬ですが、春に人気の果物“イチゴ狩り”のシーズンが早くも到来!「冬なのに、もうイチゴ狩り?」と意外に思われる人もいるかもしれません。実はほとんどのイチゴ狩り園では、ビニールハウスで栽培する「ハウス栽培」で行われています。ハウス栽培で作られたイチゴの旬は、主に12月から3月までの寒い時期。イチゴ狩りを体験するなら、ゆっくりと成長しながら甘さを蓄えている今がとくにおすすめなんです。
観光スポットとして高い人気を誇る長野県のイチゴ狩り園「井上寅雄農園」では、ヨーロッパの技術を取り入れたイチゴハウスを900坪増設。イチゴ狩りではめずらしい白イチゴをはじめ、人気の品種を数多く取りそろえています。この冬は親子でイチゴ狩りに出かけて、一足先に旬の味覚を味わいに行きましょう!
「井上寅雄農園」は、コロナ禍で開園したにも関わらず、開園から2年間で約10,000人の来場者が訪れた人気のイチゴ狩り施設です。イチゴの栽培方法は、地面に直接植える「露地栽培」や、収穫しやすいように台を作って栽培する「高設ベンチ栽培」が一般的といわれていますが、今年から新たに「ハンギング方式」を取り入れました。
まるでイチゴが上から降ってくるような見た目のハンギング方式は、地面に障害物がないのが最大のポイント。小さな子どもと一緒でも安心してイチゴ狩りが楽しめちゃうんですよ。
ビニールハウスの中には、「かおり野」「紅ほっぺ」「章姫」といった有名品種がずらり!また、井上寅雄農園のイチゴ狩りといえば、白イチゴの食べ放題も有名です。これまでは数が少なくて提供できないことがありましたが、今回のハウス増設にともない白イチゴの栽培数を約3倍に増やしました。まだ白イチゴを食べたことがない方は、この機会にぜひ試してみては?
以前は体験時間を50分に制限し、完全予約制で行っていましたが、12月からは予約をしなくても参加可能になりました。さらに、食べ放題の時間も2時間に延長!これまでよりもゆっくりとイチゴを味わえるようになりました。
もちろん、入園時の検温・消毒は徹底して行い、希望者は手袋を付けるなど、コロナ対策はこれまで通り実施。事前に予約すれば、より安い料金でイチゴ狩りに参加できますよ。ぜひお得にプランを予約して、家族でイチゴ狩りを楽しんでみてくださいね!
<文=宮本沙織>
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