凛とした冷たい空気に、どこまでも広がる豊かな自然と大空。白樺の林に静かな水辺…。サウナ好きならば一度は訪れたいのが北欧ですよね。とはいえ、サウナのために海外へと足を運ぶ贅沢な旅行プランは、なかなか実現しにくいのが現状。
ならば、近場の北海道で北欧さながらのサウナを体験してみるのはいかが?真っ白な雪と冷たい空気に包まれる雄大な自然、さらに緯度も北欧に近い最高の環境でサウナに入れる「KIKI知床 ナチュラルリゾート」がおすすめですよ。
1月21日に大浴場をフルリニューアルしたばかりの「KIKI知床 ナチュラルリゾート」。なんと4種類ものサウナを導入している、癒やし度MAXのスパリゾートなんです!“居心地の良いサウナ”をコンセプトに生み出された新たなサウナでは、まさに極上のリラックス体験ができますよ。
「ネウナ」はその名のとおり、寝ながら楽しむサウナ。横になって脱力しながら汗を出してスッキリ。通常サウナで横になるのはマナー違反とのことですが、こちらでは問題なし。ゆるりとラク〜な姿勢で“ととのう”ことができちゃうんです。もちろん貸切ではありませんので、混雑時は譲り合って寝転んでくださいね。
続いては「クロウナ」。“真っ黒な穴蔵”をイメージしたサウナを紹介します。実はブラックキャンプをはじめ、アウトドア好きのあいだでじわじわとブームになっている黒。「色合いが違うだけでこんなに印象が変わるの?!」と驚いた人も多いはず。隠れ家のような暗さと落ち着いた雰囲気で、没入感がさらにアップします。もちろん定番のフィンランドサウナも用意。やかんタイプのアロマボトルがあり、セルフロウリュウも楽しめます。
ヴィヒタ(白樺の若い葉と枝を束ねたもの)を使って本場さながらのマッサージができる「ウィスキングサウナ」は、サウナー大注目のスポット。叩くことで肌に刺激を与え、マッサージ効果や血行の促進が期待できます。
そして爽やかな香りで一気にリラックス!室内も熱くなりすぎないので、長時間の滞在も可能です。ちなみに紹介したサウナは、サウナ専門ブランド「TTNE」がプロデュースしているので、心地良さもお墨付きですよ!
最後はエストニア生まれの「イグルーサウナ」。こちらはカマクラタイプでプライベート感抜群。薪を使用する通好みのサウナです。もちろん屋外では森林浴もできるし、120cmもの水風呂も用意。頭からざぶんと水をかぶれる仕掛けもあるので、ぜひトライしてみて!ひと通り“サ活”したあとの締めの温泉は、まさに極楽ですよ。
日帰り利用もできますが、より楽しみたいならば宿泊がベスト。北欧デンマークの暮らし文化“ヒュッゲ”がコンセプトの館内は、自然の中でゆったりと過ごせる環境が整い、客室から食事まで大満足のひとときを過ごせます。ぜひこの冬は宿泊もプラスして、知床サウナで“ととのう”体験を楽しんでみて!
<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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