夜の森を散策していると、森の中に何かがいるような気配をふと感じることってありませんか。もしかすると、目には見えない“不思議な何か”がそこにいたのかも?そんな神秘的な夜の森を彩る人気の展覧会が、今年も開催されることに決定しました!ミュージアム「チームラボ かみさまがすまう森」は、7月14日(金)から 11月5日(日)まで、九州・御船山楽園を舞台に開催されます。
御船山楽園は、300万年も続く豊かな自然に囲まれた場所にある大庭園。長い時間をかけて生まれた巨石や洞窟、森などが美しい光のアートに包まれる様子は必見です。園内には温泉付きのホテルもあり、宿泊すれば時間を気にせずゆっくりと過ごせるのも魅力。涼しくて気持ちいい夜の森を散策したら、温泉でホッと一息。そんなぜいたくな時間を過ごしてみませんか?
50万平米を誇る広大な園内には、長い時間をかけてゆっくりと形作られた自然があふれています。イベント期間中は夜になると、豊かな自然を照らす光のアートが登場。「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング 」では、池の水面にプロジェクションマッピングが投影され、魚の群れの中を小舟が進んで行く幻想的な光景が広がります。
「廃墟の湯屋にあるメガリス」では、樹齢3000年の木が存在する森の中に建てられた廃墟内に立方体の光の展示が出現。近寄るとどんな風に変化するかは、実際に足を運んでその目で体験してみてくださいね。
森の中にある自然に積み重なった巨石は、神が住まう磐座(いわくら)と呼ばれ、隣には祠(ほこら)も祀られています。本イベントのタイトルにもなっている作品「かみさまの御前なる岩に憑依する滝」では、その巨石を仮想の三次元空間で立体的に再現し、滝の落ちる様子をシミュレート。まるでそこに本物の滝が現れたかのような大迫力の光のアートが映し出されます。夜の闇に光る雄大な滝の姿を見つめると、神様がすぐ近くにいるような不思議感覚を体験できるかも?
イベント期間中は「チームラボ かみさまがすまう森」と、サウナシュランにて3年連続日本一のグランプリを獲得した御船山楽園ホテルのサウナ「らかんの湯」がコラボレーション!サウナに入ってからアートを体験できる贅沢なセットチケットも販売されます。“サ活”でととのった状態でアートを鑑賞すれば、研ぎ澄まされた感性で新しい価値観を発見できちゃうかも?宿泊プランも豊富で家族旅行にもぴったりなアートイベント。ぜひ今年は家族でアートな世界を体感してみてください。
<文=宮本沙織>
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