冬のお楽しみといえば、やっぱりスノースポーツ。スキーにスノボと自前の機材一式担いでスキー場で滑り込むのもよし、手軽にレンタルしてサクッと身軽に訪れて汗して温泉でゆったりしたりと、この季節を心待ちにしている人も多いはず。開放感抜群の一面の銀世界を颯爽と滑る感覚や風に頬にあたる冷たい空気、まさにこの時期だけのお楽しみですよね。
そんなシーズン真っ只中のスキー場ですが、山頂などで絶景を眺めて「いい景色!」っていうのも定番。ということで編集部林がとっておきの絶景スキー場をご紹介します。
1.世界屈指のパウダースノー&大パノラマで天空体験!「白馬八方尾根スキー場」
世界が認める極上のパウダースノーが自慢の「白馬八方尾根スキー場」。北アルプスを間近に、その絶景に抱かれながらスキー&スノボが楽しめる国際山岳リゾートです。1998年の「長野冬季五輪の会場」といえば、パパママ世代も「TVにかじりついて夢中になって応援してた!」なんて思い出もよみがえるのでは!?
ゲレンデの最上部に位置する「リーゼングラートコース」からの眺めは美しいのひとこと。滑り出す間に思わず見入ってしまうほどの壮大な眺めに心ときめくはず。標高1,831mからは白馬三山をはじめ五竜山や妙高山に浅間山、八ヶ岳連峰まで大パノラマが一気に広がります。そのまま看板コース「リーゼンスラロームコース」も含めロングコース&絶景を一度に楽しめます。
もちろん五輪選手が競い合った「オリンピックコースI」もチェック。世界の一流選手らも眺めた男子滑降コースからの絶景をぜひ目に焼き付けてみては!?
どこを滑っても景色が楽しめる、そんな絶景天国でもある「白馬八方尾根スキー場」。もちろん、世界中からベテランスキーヤーがテクニックを競いにやってくるので、それを眺めるのも楽しいもの。
さらに家族や子どもたちの笑顔だって絶景のひとつ。キッズや初心者向けの「なきやまスノーランド」で真剣な顔から滑れて嬉しそうな我が子の顔を見たりするのも◎。初心者向けの「咲花ゲレンデ」でゲレンデデビューした我が子と絶景をパチリなんて楽しみも。
「カフェ&レストラン ピラール」などで景色を眺めながらのご飯もおすすめ。さまざまな絶景を楽しみに、ぜひシーズン中に訪れてみては!?
「白馬八方尾根は日本を代表するスキー場なので定番のセレクトですが、やはりここで眺める絶景は特別。『山岳』のイメージを感じられるのは白馬ならではです【編集部・林】」
2.デビュー組&初心者も絶景堪能!? グルメやテラスからの眺めも抜群「竜王スキーパーク」
毎年通ってステップアップしながら自分に合ったコースをチョイスできる人気の「竜王スキーパーク」。雲海を眺めることができると話題の絶景カフェ「SORA terrace cafe」をはじめ、スキー場グルメ×絶景を目的に訪れる人も多いそう。
そんな大注目の同スキーパーク、山頂へと向かう世界最大級166名乗りのゴンドラから絶景がスタート。標高1,770mの山頂までは雪化粧した木々を眺めたり、北アルプスの雄大さに驚いたりとあっという間の10分間。
山頂に到着したら、先ほどのテラスでのんびり絶景を眺めながら過ごすのもよし。熱々のソラテラグルメを頬張るのもよし。今の時期ならばアツアツのスープで体の芯からあったまる「竜王名物雲海パイ包みスープ」がおすすめです。「ホットワイン」や「SORA珈琲」でほっとするのもよさそう。
ちなみに展望デッキ「SORA terrace」から、雲海を眺めるチャンスも! 夏場よりは出現率は下がるとのことですが、そんななか見れたらさらに最高の思い出になるはず!
準備が整ったら、いよいよコースへ! なだらかなゲレンデが多く初心者でも安心して滑ることができるのも竜王のイイトコロ。特に山頂の「スカイランドエリア」はデビュー組でも滑りやすいと評判。しかも標高が高いからこその絶景を眺めながら練習ができるのは、まさに「来てよかった!」と大満足に。
上級・中級スキーヤーはもちろん、初心者&デビュー組だって絶景が楽しめる竜王ならば、友達はもちろん子どもや家族の「また行きたい!」も必ず引き出せるはずです。
「景色もさることながら、施設が充実しているのもいいですよね。ガンガン滑った後『SORA terrace cafe』で長めの時間を取ってゆったりしたい!【編集部・林】」
3.山頂からの滑り込み&雪見観光ゴンドラで絶景を堪能できる「妙高杉ノ原スキー場」
ゲレンデの80%が初級・中級コースとはじめてのスキー&スノボデビューにぴったりな「妙高杉ノ原スキー場」。ゴンドラ山頂に到着したときの絶景にきっと誰もが「わぁ〜!いい景色!」と感嘆の声を上げるはず。条件が合えば富士山が見えるのはもちろん、雲の絨毯がもこもこ広がる雲海が見れるサプライズがあるかも!?
目の前に絶景が広がる「パノラマゲレンデ」は幅広な緩傾面が続き、初心者も安心して滑れるロングコース。滑り込みながら絶景も楽しむ、そんな充実の時間が過ごしたいならば、圧倒的にこちらがおすすめ!
初級の「白樺コース」は雄大な山々が目の前に広がり気持ちよさも抜群! 平均傾斜11度3,250mとしっかり景色を堪能しながら滑ることができるのも◎です。思わずその景色の良さにリピートしてしまうはず。ファミリー向けの「ファミリーRコース」は平均傾斜7度、距離1,000mと初めての滑走や練習にもぴったりの距離。
滑り込みはしないけど雪景色を時間をかけてたっぷり堪能したいなら「Yukimiパック」(2,500円)がおすすめ。ゴンドラ往復乗車券と場内利用券がセットで、「杉ノ原ゴンドラ」にゆったり乗りながら、約15分間眼下に広がる絶景雪景色を思う存分目に焼き付けられます。山頂からはビュースポットの展望エリアへもすぐ。雪化粧した北信濃の山々に野尻湖や野沢温泉などが一望できる大パノラマが広がります。チケットは各リフト券売り場で発売中。
なお、今シーズンも「キッズフリープログラム」を実施。小学生まではリフト・ゴンドラ全日無料なので、雪遊びを楽しみにファミリーで訪れるのにベストなタイミングですよ。
「杉ノ原は一番上のゲレンデまで上がると、眼下に雲海を眺められることも!中級者以上のコースなので、滑り慣れている人はぜひ行ってみてください!【編集部・林】」
<文=相川真由美、編集=林創>
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