北海道北広島市に、今年3月にオープンするドーム型球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」。単なる球場ではなく、飲食店・ショップなどの商業施設や、サウナ・アウトドアレジャーなどの体験施設も併設する、まったく新しいスポットです。
「ES CON FIELD HOKKAIDO」のランドマークともいえる「TOWER 11」には、美術館とも博物館とも異なるミュージアム「tower 11 museum」がオープン！子どもたちが未来や地球について考えるきっかけを与えてくれる、さまざまなアートの展示が行われます。
3月30日から翌年の3月31日まで開催される「WHAT IS LIFE展～いのちってなんだろう～」は、自然が生み出す造形や人々が築いてきた文明や感性、あらゆるものを構成する素粒子を通じて、「命って何？」「どうして人は生きるの？」という根源的な問いを投げかける展示会。感受性豊かな子どもたちを連れて、この春、ぜひアートな新スポットの魅力を体感しに行きませんか？
会場では、世界規模で紛争や環境問題が起こる現代に生きる子どもたちに向けたメッセージを用意。「どうして自然を守らないといけないの？」「どうして他人を思いやらないといけないの？」など、難しい問いかけを表現するダイナミックな映像が流れます。
映像を手掛けたのは、世界で活躍する映像ディレクターの落合正夫氏。高さ約3.4mの縦型LEDビジョン5台にはそれぞれ異なる映像が映し出され、圧巻のスケールで来場者に没入感を与えます。
次のステップでは、生命や自然の不思議さ・面白さを「はんぶんはんぶん」「かくかく」「じわじわ」「ぐるぐる」といった4つのキーワードに分けて展示。つい難しく感じる自然現象も、自分の身の周りの出来事や生き物と比較することで、新たな角度から学べます。次々と現れる不思議ワールドには、子どもたちもワクワクすること間違いなしですよ！
最後のステップでは、特殊なセンサーを使い、自分の鼓動とほかの生き物の鼓動を共鳴させる不思議な体験ができます。2つの鼓動が重なることで、他人・動物・植物・海・大地など、さまざまな自然と繋がりながら生きていることを体感できるはず！共鳴したほかの生き物に、心の中でそっと語りかけてみましょう。
体験後には「どう思った？」なんて質問しながら、親子で感想を話し合ってみてください。お互いが感じたことを共有すれば、新たな気付きを得られちゃうかも？北海道の球場で楽しめる唯一無二のアート体験に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
<文＝藤間紗花>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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