子どもの心をつかんで離さない、不思議とロマンに満ちた恐竜の世界。大きくて、カッコよくて、恐いのにどこか惹かれてしまう圧巻の姿は、アニメや映画などでもお馴染みの存在になりました。そんな子どもたちが大好きな恐竜への興味をもっと引き出してくれる博物館が、三重県志摩市にて3月18日(金)にオープンします!
宝石を探せる体験施設「ストーンハンター伊勢志摩」内に造られた「恐竜Miniミュージアム」では、1996年に発見された「鳥羽竜」に関する展示や恐竜化石標本などを展示。アンモナイトの化石クリーニング体験をはじめとした楽しいイベントにも参加できますよ。
本物の化石に触れることで、恐竜と同じ時代に生きていた古代の生物にも興味が湧いてくるかも?この春オープンした新しいミュージアムへ出かけて、親子で恐竜について楽しく学んでみませんか?
1996年の夏に三重県鳥羽市安楽島町の海岸から、化石研究家によって恐竜の化石が発見されました。発見以来、保全活動や学術調査活動などを行ってきた「鳥羽恐竜研究振興会」の監修のもと作られたのが「恐竜Miniミュージアム」。館内には発見された「鳥羽竜」に関するパネルを中心に、さまざまな恐竜グッズや化石のレプリカ、アンモナイト化石など面白い展示が盛りだくさんです。
三重県鳥羽市の海岸で発見された「鳥羽竜」が存在したのは、白亜紀時代だといわれています。「鳥羽竜」のコーナーでは、日本の大部分がユーラシア大陸の中にあったとされる白亜紀についてパネルで詳しく解説。専門家による「鳥羽竜」の解説や化石採集における心得を教えてくれる動画にも注目です。化石が見つかった鳥羽ならではの展示を、親子でじっくり観察しましょう。
施設内ではクリーニングツールを使って、土などが付いた本物のアンモナイト化石のクリーニング体験ができちゃいます。体験後にはアンモナイトを持ち帰ることも可能。お土産として持ち帰って飾ればインテリアにもなるうえ、子どもの挑戦心や達成感も大きく刺激してくれそう!
また、実際に化石が発見された場所では毎年化石採集会も開催されています。過去には恐竜の骨化石が発見されたこともあり、例年多くの方が参加する人気のイベントです。ミュージアム見学とセットで参加すれば、珍しい化石の発見者になるチャンスかもしれませんよ!
<文=宮本沙織>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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