春が近付き、お出かけしたい気分が高まっている人も多いのではないでしょうか?
今回は、梅のお花見を満喫できる、おすすめ低山ハイキングスポットを紹介します。「登山に行きたいけれど、アウトドアが趣味じゃないパートナーや友達には声をかけづらいかも…」と考えているなら、満開の梅をダシに誘ってみては!
都心から近いところばかりなので、ぜひ気軽に足を運んでみてください。
1.関東を代表する名低山で梅のお花見「筑波山(筑波山梅林)」|茨城県
日本百名山として知られる筑波山は、標高877m。ケーブルカーやロープウェイで山頂近くまで気軽にアクセスできるため、ハイキング初心者にも人気です。
登山コースは8つあり、インパクト抜群の奇岩が連続する白雲橋コース、静かな山歩きが楽しめる迎場コースなど、メンバーや気分に合わせてコースを選べるのが魅力的です。
ひと足早く春の訪れを感じたい人は、毎年2~3月に開催される「筑波山梅まつり」に行ってみませんか?筑波山の中腹にある梅林には、約1,000本の白梅や紅梅が植えられており、最上部にある「展望あずまや」からは梅早林全体を見渡せます。
筑波石と呼ばれる巨岩と梅とのコントラストも、必見です。そのほかにも、扇橋やせせらぎ橋などたくさんの見どころがあるので、お見逃しなく!
さらに、梅を使用した期間限定メニューや梅林限定のドリンクなど、この時期ならではのグルメも勢ぞろい。春をたっぷりと満喫したいなら、ぜひ筑波山へ。
「関東の名低山として名高い筑波山。まだ行ったことがない人は、梅をきっかけに訪ねてみるのがベストでは【編集部・林】」
2.登山デビューにぴったり!気軽に歩けて見晴らしGOODな「大高取山(越生梅林)」|埼玉県
関東屈指の梅林といえば、越生梅林です。約2ヘクタールの広さがある園内では、樹齢約650年超の古木「魁雪」をはじめ、白加賀や紅梅など約1,000本の梅の木が植えられています。
2月下旬から3月上旬にかけて開催される「越生梅林梅まつり」は、登山客だけでなく観光客もたくさん!期間中の土日祝日は、ミニSLや和太鼓など催し物も充実しています。
梅林で梅を楽しんだ後は、大高取山でハイキングはいかがでしょうか?整備された登山道で、標高も376mと低いので、ハイキング初心者でも気軽に楽しめますよ。しかも、急傾斜やアップダウンもほどよくあり、飽きることがありません。山頂には多数のベンチがあるので、ひと休みするのにぴったり!見晴らし抜群の展望スポット・桂木観音に寄ってから、オーパークおごせで日帰り入浴したらリフレッシュできること間違いなし。
「標高400m以下ながら、稜線歩き(山のピークを繋いで歩く)ができるのがいいですね!見晴らしのいいところでゆっくりコーヒーを飲みたいです【編集部・林】」
3.約4,000本もの梅が圧巻!「幕山(湯河原梅林・梅の宴)」|神奈川県
約4,000本もの梅が咲き誇る「梅の宴」は、湯河原の春の風物詩です。ほのかな梅の香りに包まれた園内には、約4,000本の紅梅・白梅が咲き、まるでレッドカーペットならぬピンクカーペットのよう。
幕山公園を通って梅の花を見ながら幕山を登るコースは、春に最適!梅のトンネルや菜の花など、あちこちで春の訪れを実感します。標高626mとほど高くない上、斜面も緩やかなので、初心者にもおすすめ。
幕山公園には、ロッククライマーの聖地と呼ばれる幕岩もあります。ロッククライマーが登っている様子を見ているだけでもエキサイティング!
山頂からは、相模灘と真鶴半島を一望できます。周回コースがあるので、笹の中をのんびり歩くのもおすすめ。下山途中にも、楠林や若い桜林などがあり、写真を撮りたくなるポイントがたくさん!ハイキングデビューするなら、春の幕山はいかがでしょうか?
「幕山公園は歩きやすく、四季の花々やきれいな川があり、憩いの場として百点満点!ハイキング後は湯河原での温泉に気軽行けるのも、強力な魅力ですよね【編集部・林】」
<文=阿部裕子、編集=林創>
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