東京随一の桜の名所といえば、千鳥ヶ淵。お濠周辺の緑道には桜の大木が生い茂り、地下鉄を上がった瞬間に満開の桜が目の前に! その先には満開の桜のアーチが続くなど、まさに花見の名所にふさわしい観光スポットですよね。駅近でアクセス抜群なのもあいまって、例年100万人以上が訪れる「千代田のさくらまつり」。混雑するとわかっていても足を運びたくなる美しさが、そこにはあるのです。
そんな見応えのある桜の風景が楽しめる「千代田のさくらまつり」が4年ぶりに復活。定番の花見コースに加えて新しいイベントも追加され、パワーアップして帰ってきました!注目のトピックスは、謎解きゲーム企画「怪盗ブロッサムの挑戦状」(500円)。お花見を楽しみながら千代田区内を周遊してクリアを目指す、新しいタイプのお花見体験を親子で楽しめます。
巡るスポットは、日枝神社や東京駅、東京ミッドタウン日比谷、靖国神社、ホテルニューオータニなど、かなり広域の観光スポットが対象。頭とともに体力も必要になるので、しっかりと水分補給&休憩を取ることも忘れずに。ちなみに3月31日から4月2日までは無料シャトルバス「丸の内ダイレクトシャトル 」が運行されます。バスを併用して観光できるので、体力に自信がない人や子どもでも、安心して桜の名所巡りを楽しめますよ!
定番のお花見コース「区営千鳥ヶ淵ボート場」(30分800円、1時間1,600円)の夜間営業も実施。ライトアップされた夜桜をお濠に浮かぶボートから眺める時間は、千鳥ヶ淵だからこその体験!ロマンチックなひとときを、ぜひ大切な人と一緒に過ごしてみて。
全長700mもの桜ロードを楽しめる遊歩道も、昼・夜両方訪れたいほどの美しさ。日没(18:00ごろ)から22:00にかけて行われるLEDライトアップは、太陽光発電による電力を一部使用して消費電力を削減。夜桜ライトアップの美しさはもちろん、エコな取り組みも要チェックです。
今年からはAIカメラを新たに導入し、リアルタイムで混雑状況を配信。いつ訪れるのがベストなのかも特設サイトでチェックすれば一目瞭然になります。アフターコロナとはいえど、やっぱり気になる人混み。そんなちょっとした不安も解消してくれます。
久々に春らしい満開の桜を見られる千代田のさくらまつりは、3月24日から4月4日まで開催。初日の3月24日にはライトアップの点灯式も行われるので、最高のお花見スタートを切りたいならば、ぜひ家族で足を運んでみてくださいね。
<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
【関連記事】
◆五感を刺激する癒やしと温もりの体験を。無駄をあえて追求する新感覚グランピングが富士河口湖にプレオープン【山梨】
“◆江戸のお花見を桜の名所で追体験!「御殿山さくらまつり2023」でお茶会に三味線、夜桜ライトアップまで楽しんじゃお【東京】
◆今年の春はぜいたくに桜の木1本を貸し切り!?家族や仲間たちと場所取り不要で超快適なお花見を楽しんじゃおう!【埼玉県】
- 1