鬼、カッパ、天狗、ぬらりひょん…。ちょっぴり怖いけれど、個性豊かでおもしろい日本の妖怪たち。「妖怪って本当にいるの?」「どんな妖怪がいるの?」と、その存在がつい気になってしまうお子さんも少なくないのでは?
観光スポットとして人気の香川県・小豆島には、900体以上もの妖怪を展示する「妖怪美術館」があります。怖〜い妖怪からクスッと笑えるユニークな妖怪まで、さまざまな妖怪と出会える美術館は今年で開館5周年!この1年間は記念として、季節によってさまざまなお祭りやイベントが開催されます。
4月21日から6月25日までの初夏の時期には、「5周年だョ!全員集合!妖怪美術館まつり」が開催中。楽しいコンテンツやプレゼントも用意されているので、ぜひ期間中を狙って訪れてみては?
妖怪美術館の館長は、“妖怪画家”でもある柳生忠平さん。「妖怪(=YOKAI)を世界へ」をミッションに「妖怪を通じて多様性や寛容さ、日本の文化などを世界に広めていきたい」という想いから運営されています。
美術館はひとつの建物ではなく、小豆島の散策路「迷路のまち」にあるいくつかの古い建物を改装して活用しているのがおもしろいところ!建物は1号館から4号館まであり、「次の建物はどこかな?」と島を散策しながら楽しめるのも魅力です。各館ごとにコンセプトが異なり、展示されている妖怪もさまざま。時期によって出会える妖怪が変わることもあるので、妖怪たちとの“一期一会”を楽しんでみてください。
4月21日から6月25日にかけては、「5周年だョ!全員集合!妖怪美術館まつり」と題して、妖怪美術館を5周年を祝う最初のお祭りが開催されます。コロナ禍の長期休館で展示できなかった秘蔵の企画展や、館長をはじめ個性豊かなスタッフたちの紹介、できれば知られたくない封印された“黒歴史”まで…妖怪美術館らしい不思議な展示の数々がラインナップされます。
また、5月19日には、「妖怪画家・柳生忠平と怪談話を楽しむ 妖怪百物語」が開催されます。こちらは、暗闇の天井に妖怪が描かれた4号館に集まって、参加者が順番に怪談話をして、ろうそくの灯りを吹き消していくという本格的な肝試しイベント。「100話を話し終えたときには何かが起きる」といわれているので、「本当に怖いものが大好き!」というマニアの方におすすめです。
さらに期間中は、夕方17:00以降に入館すると必ずもらえる豪華記念グッズも用意されています。「この世のものとは思えないほどおいしい」と噂の「悪魔のレモンオイル」や、「5本指クッキー」をはじめとした妖怪美術館のグッズなど、何がもらえるかはその時の運次第!ただしハズレはないので、中高生以上の来館者なら必ずお土産を持ち帰れますよ。
海や自然だけでなく、個性豊かな妖怪たちにも出会える小豆島。GW明けのお休みはぜひ「妖怪美術館」へ家族で訪れて、小豆島の新たな魅力を堪能してみてはいかがでしょうか?
<文=藤間紗花>
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