こんにちは、asoview!編集部の藤井です。
初めての奄美大島で挑戦したのは、マングローブ林をカヤックで冒険すること。
いよいよジャングルの中へと進んでいきます。
「ここからがファーストステージですよ~」
そういって水路にカヤックを進めていくガイドさん。
後ろについて、狭い水路へと入っていきます。
水路に入ると、両側に木がせまってきます。
本当に狭くて、パドルの幅ぐらいの場所も。
できるだけ木々に当たらないように、慎重にパドルを動かします。
木々の背は低く、それでいて密集しているので、視界がさえぎられます。
しだいに自分がどっちの方角を向いているのか?わからなくなってくる感覚…
まさに探検です。
しばらく漕ぐと、広い水路に出ました。
木々もきちんと生えそろっているし、ここは人の手が入っているのかな?
そう思ってガイドさんに聞いてみましたが、答えはNO。
マングローブ林の中の水路は全部自然にできたものなんだそうです。
奄美大島のマングローブを構成している木々は、主に「オヒルギ」と「メヒルギ」があります。
オヒルギはとがった葉っぱ、メヒルギは丸みをおびた葉っぱ。
カヌーを漕いでいくと、オヒルギの林が突然メヒルギに切り替わる場所がありました。
向かって左側がメヒルギ、右側がオヒルギの林。
なぜぱっきりとわかれているのか、理由はわからないそう…。
水路といい、木のはえ方といい、自然って不思議です!
いよいよファイナルステージへ
そうこうしている間に、どんどんと潮がひいていきます。
浅くなって漕げなくなる前に、ジャングルを抜けなければ!
パワースポットの岩があらわれました。
お願い事をして手を合わせます…。
岩の下を見ると、水のあとがくっきり。もう50センチ以上水位が下がっているのがわかります。
ファイナルステージは、さっきよりもよりうっそうと生い茂るジャングル!
水面すれすれまで葉っぱが茂っています。
「葉っぱをよける時は前にしゃがむより、イナバウアーみたいにしてのけぞるとバランスを崩しませんよ」
イナバウアー…とっさにできるかな?
見上げると、オヒルギの花もすぐそばに。
そしてどんどん、どんどん浅くなっていく水路…
カヤックの底がもう地面についてる!
そんなハラハラを乗り越えて、川に戻ってきました。
約2時間の冒険。
漕いだ距離は2キロほど!
いつも使っていない筋肉を使ったので、筋肉痛になったのもいい思い出です。
今思い出しても、楽しさいっぱい。
また行きたいな~、そう思える素敵な体験でした。
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