尾びれを揺らしながら水中を優雅に泳ぐ金魚。うっとりしながら動きを見つめたことがある人も多いでしょう。金魚は江戸時代から愛玩用として飼育され、庶民に親しまれてきた存在なのです。日本人の心をグッと掴む金魚の魅力は、昔も今も変わりません。
長く日本人を魅了してやまない金魚たちに今すぐ会いたいなら、5月3日に1周年を迎えたばかりの「アートアクアリウム美術館 GINZA」を訪れるのがベスト!国内認定品種34種すべてが揃い、水中で繰り広げられる約70種もの金魚たちの美の共演を時を忘れて眺められちゃうんです。
館内に一歩足を踏み入れれば、日本の美意識を彷彿させる幻想的な空間が広がります。6月27日まではひと足早く夏の清涼感を味わえる特別演出「紫陽花づくし」も開催。梅雨は雨降りシーズンですが、屋内ならば全天候型で快適に過ごせるうえ、非日常的な世界で小旅行気分を味わえます。初夏ならではの紫陽花と金魚たちの眼福コラボが、癒しを与えてくれるはず。
日本文化をさまざまな部分で感じられるのも、アートアクアリウム美術館 GINZAの魅力。寺社建築を彷彿させる「金魚の回廊」には水槽の柱が列になって並び、無限回廊になっているんです。期間限定で1周年を金魚たちとともにお祝いできますよ。
江戸切子のなかで静かに泳ぐ「金魚の飾り棚」など、江戸の粋を感じられる演出も見どころのひとつ。初夏を彩るグリーンが爽やかな「竹林七賢」、雪見障子の向こうの景色を愛でるように金魚を眺める「障子リウム」など、心をハッとさせる日本の美に出会えます。
大人同士はもちろんのこと、子どもと一緒にファミリーで訪れても楽しそう。自宅で金魚を飼っていて見慣れている子どもでも、いつもとは違う演出のなかで静かに泳ぐ金魚たちを眺めれば、生き物の新たな魅力に気づいてくれるかも?
金魚たちも人間に慣れているので、水槽に近づくとスィーッと近寄ってきてくれます。口をパクパクっとさせてご飯のおねだりもされちゃうんだとか。美しさと愛くるしさ両方を併せ持つ彼らの姿を間近で見たら、今よりもっと金魚のことが好きになりそうですね。
会場は銀座の中心エリアに位置する銀座三越の新館8階。観賞後は銀座をぶらりと散策したり、レストランでランチ・スイーツを味わったりと、贅沢な休日プランとセットで楽しめるのもポイント。ぜひ銀座でのお買い物&東京観光にプラスして立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
【関連記事】
◆スカイツリータウンで一足早く夏気分!盆踊りにBBQビアガーデン、プラネタリウム、さらに浴衣姿のソラカラちゃんに会いに行こっ!【東京】
◆白馬の絶景リゾート&黒部ダムを巡ろう!北アルプスをお得に旅行するなら今だけのコラボ割引プランを要チェック【長野】
◆湯河原の名湯&アウトドアを体験!貸切ヴィラで温泉と焚き火タイムを楽しめる癒しのグランピングが新登場【神奈川】
- 1