見て・ふれて・描いてアートを体験!「チームラボ」がつくる光と音の空間で地球の息吹を感じよう【北海道】

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アート鑑賞は一昔前まで静かな空間で作品と向き合う時間というイメージでした。でも近年は最新技術を駆使して、リアルタイムの変化を楽しみ想像力を膨らませる場所として進化中なんです。鑑賞者による撮影が加わることで、鑑賞者同士がつながるなど新たな楽しみを提示してくれています。

そんな新しいアート鑑賞のあり方を提示した筆頭の存在が、チームラボ。世界各国でデジタルとアートを融合させ、一期一会の体験を提供しています。展示会場同士をリアルタイムでつなぎ、縦横無尽に作品が変化するさまを展示するなど、まるでアートが生きているような体験もできると多くの人を魅了しているんです。

そんな彼らが7月8日より「札幌芸術の森美術館」で「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」を開催。夏休みに合わせて、子どもと一緒にアートの驚きと楽しさ、そして美しさを全身で感じられるんです。

「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」のコンセプトは“共創”(共同的な創造性)。「これからの未来は、人間にしかできないこと、共同的な創造性が最も大切なこと」という考えを軸に作品を展開します。ほかの参加者(鑑賞者)と作品を自由に変化させてともに構築する、創造力を刺激する仕掛けがたくさんあるんですよ。

たとえば「世界とつながったお絵かき水族館」ならば、紙に描いたお魚をスキャンすると目の前のデジタル水族館に書いた魚が現れ、スイスイ泳ぎ出します。しかも世界の展覧会場とつながっていて、マグロが作品空間を超えてやって来るなんてサプライズも味わえちゃうんですよ!

「光のボールでオーケストラ」では、光る巨大ボールをころころ転がすと光と音が変化。周りの子どもたちといつのまにか美しい音楽を奏でているなど、自由に遊べるからこそ生まれる音の面白さを味わえます。

さらに「グラフィティネイチャー - 鼓動する山と谷、レッドリスト」は、山と谷のような立体的なエリアに、レッドリスト登録された生き物たちが出現。足元に自分で色塗りした植物や爬虫類たちが現れ、弱肉強食の世界や花が散るまでの過程を観察できますよ。

没入感たっぷりの空間の中で、体を動かしながらのアート体験は唯一無二のもの。他者との関わり合いも意識することなく自然に学べるので、子どもの感性を育てる場としてもぴったり!まだチームラボが未体験という親子は、夏休みのお出かけイベントにプラスしてはいかがでしょうか。

<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

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