鮮やかな朱色の花びらが美しいレンゲツツジ。実は関東地方には、レンゲツツジの名所があることをご存知でしたか?群馬県・嬬恋にある「湯の丸高原」には、約60万株ものレンゲツツジの群落があり、開花時期を迎える6月には、山肌が朱色に染まる美しい景色を楽しめるのです。
この時期には夏山リフトが運行し、「つつじ祭り」や「ガイドウォーク」が開催されるなど、ツツジ狩りを楽しめるイベントが盛りだくさん。さらに湯の丸高原からほど近い宿泊施設「休暇村嬬恋鹿沢」では、レンゲツツジの時期に合わせたお得な宿泊プランも用意されています。この時期にしか見られないツツジの景色の詳細を、さっそくチェックしてみましょう。
そもそも「湯の丸高原」がレンゲツツジの名所になったのは、長野県東御市(※当時は小県郡祢津村)の牧野組合が湯の丸高原に大規模な牧場を開設し、数百頭の牛たちを放牧したことがきっかけです。
高原の植物が多くの牛たちに摂取される中、レンゲツツジの葉には有毒成分があるため避けられたのだそう。牛たちがレンゲツツジ以外の植物を食べ続けた結果、珍しいレンゲツツジの大群落が完成したのです。
その名残りもあって、つつじ祭り開催中には今でも数十頭の牛たちが麓から運ばれ、高原に放牧されます。今年のつつじ祭りは、6月9日から7月2日まで開催予定。朱色に輝くレンゲツツジの群落を牛たちがゆったりと歩く、この地ならではの景色をぜひ楽しんでみてください。
さまざまな体験プログラムを開催している「休暇村嬬恋鹿沢」では、6月中旬から下旬にかけて、現地をよく知るガイドとともに湯の丸高原を巡れる「湯の丸高原ガイドウォーク」も開催中。湯の丸高原やレンゲツツジについて詳しく知りたい方は、ぜひ利用してみるのがおすすめ。子どもたちも土地や自然について楽しく学べるはずですよ!
また、6月30日までは「休暇村嬬恋鹿沢『つまごいプレミアムビュッフェ』宿泊プラン」を提供中。国産和牛ステーキや豚の角煮、旬の鯛を使ったお造りやあら炊きなど、上州・信州の地元食材を中心としたビュッフェが提供されます。地元の旬を詰め込んだ豪華メニューには、子どもも大人も大満足間違いなしですね!
おいしい食事と美しい景色が楽しめる嬬恋旅行は、きっと家族みんなのすてきな思い出になるはず。週末の家族旅行を計画中の方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
<文=藤間紗花>
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