ダイナミック系から脱力系まで!多彩なショーパフォーマンス
しながわ水族館では、1991(平成3)年の開館当初からイルカショーが行われています。ここからはイルカ以外にも見逃せない、現在開催中の魅力たっぷりのショーを紹介します。
・見られるのは今だけ!歴史ある「イルカショー」
都内で初めてイルカショーを行ったしながわ水族館。今なお続くショーは予約不要で、時間になったらイルカ・アシカスタジアムに行くと無料で見学できます。
ショーが始まると、イルカたちがボールやリングを使ってさまざまなパフォーマンスを披露してくれます。
ダイナミックなジャンプは迫力があって見応え抜群!スタジアムとの距離が近いので、水しぶきが客席まで飛んでくることもあります。意外にも後部座席まで水が届くので、スマホやカメラは濡れないように注意してくださいね。
正面ではなく横の席から見学すると、水しぶきが飛んでくるのを避けられます。
華麗なショーだけではなく、イルカたちの生態や種類、特徴についての説明もあり、ショーが終わるころにはイルカをグッと身近に感じられますよ。
平日は3回、土日祝は4回行われるイルカショー。1階のイルカ・アシカスタジアムで見るのも楽しいですが、地下1階のイルカの窓からは、ショーを水中から見学できます。ジャンプする前のイルカの動きなどを観察できるので、こちらからも覗いてみてくださいね。
2027(令和9)年にはリニューアルが予定されてるしながわ水族館。新しい施設ではイルカの展示を行わないため、イルカショーを見られるのも今だけ。お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんにとっても思い出深いイルカショー。親子三代で見ておきたいショーです。
・家族みんなが笑顔になる「アシカショー」
イルカのショーがスタイリッシュだとしたら、アシカのショーはキュート!前肢をパタパタと動かして挨拶したり、ダンスをしたり、動きがとってもかわいいのです。イルカと同じようにジャンプをしても、「よくやった!」「えらいえらい!」と、親戚のような温かい目線で見てしまいます。
こちらは平日に1回、土日祝は2回、イルカ・アシカスタジアムで開催されます。
・ゆる~いショーに心がほっこり「アザラシショー」
「アザラシショー」は、アザラシ館のプールで平日・土日祝ともに1日2回開催されます。
アザラシのショーって、あまり見かけないですよね。ラッパを鳴らしたり、ボールめがけてジャンプしたり。時にはボールに当たらず空振りしたり…。このゆるさがたまりません!
またトンネル水槽では、1日に1回魚たちと一緒にダイバーが泳ぐ水中ショーも行われます。
しながわ水族館のショーは、どれも予約不要・無料で見学できます。時間が重ならないように組んであるので、1日ですべてのショーを見ることも可能!しっかり予定を立ててからお出かけして、コンプリートを目指してみてください。
見て・触れて楽しめる!しながわ水族館の体験型イベント
しながわ水族館では、子どもの好奇心を刺激する体験型イベントも豊富に用意されています。
・お魚博士になれるかも!「しな水いきものト~ク」
しながわ水族館の生き物について、飼育員による詳しい説明が聞けるイベント。訪れた時は、テッポウウオやマゼランペンギンの話を聞けました。大人でも知らない雑学が多く、とても勉強になる時間です。
生き物について詳しく知ると、余計に愛着がわいてきてかわいく見えるもの。時間になったら水槽の前に集合すると、無料で参加できますよ。
・目の前でエサを食べる姿がかわいらしい「エサやり体験」
しながわ水族館の動物にエサをあげられる有料イベント。料金は1名500円です。エサをあげられる動物は、アザラシ、カワウソ、魚など、日によって変わります。
今回はカワウソのエサやりを見学しました。少し前までスヤスヤと寝ていたカワウソが、エサやりの時間になると元気に動き回ります。
チューブを通してエサが届くと、器用に手を使ってエサをキャッチ。一心不乱に食べている姿がとてもかわいらしい!見学しているだけで癒されました。
・水族館の秘密がわかる「裏側潜入ツアー」
水族館の裏側をスタッフと一緒に探検する有料ツアー。1名500円で事前予約が必要です。4歳から参加可能。ただし段差があったり、狭い場所を通ったりするため、自分で歩いて回れる方が対象です。おんぶや抱っこをしたままでの参加はできません。また、水で濡れて通路が滑りやすくなっているため、スニーカーなどの滑りにくい靴を履いていきましょう。
トンネル水槽を上から覗けるので、ウミガメを目の前で見られたのは感動的でした。
水のろ過方法やエサやりについてはクイズ形式で出題。少人数なので気軽に質問しやすいのがうれしかったです。エサの魚クイズは、大人でも全問正解が難しそう!釣りが趣味の人なら答えられるかもしれません。子どもたちの夏休みの自由研究にもぴったりのテーマですよ。
・3DやVRでは体験できないリアルさ!「ふれあい体験」
手についた角質を食べてくれるガラ・ルファとのふれあい体験は、しながわ水族館の大人気イベント。1名100円で90秒。ガラ・ルファの水槽の中に手を入れると、一気に手がガラ・ルファだらけに!プチプチとくすぐったくて不思議な感覚です。平日1回、土日祝は2回開催されるので、体験したい人は時間をチェックしてから行きましょう。
しながわ水族館のおすすめグルメは?
しながわ水族館の周辺にはレストランや休憩スポットも充実しています。今回はランチで食べたいおすすめメニューを紹介します。
・池に浮かぶ「レストランドルフィン」
しながわ水族館の横、人工池「勝島の海」に浮かんでいる六角形の建物が「レストランドルフィン」。店内の窓からも池の様子や公園の緑を眺められる、開放感のあるレストランです。
館内ではハンバーグやパスタ、カレー、ステーキなど、洋食を中心としたメニューが楽しめます。実は“野菜がおいしいレストラン”としても有名で、新鮮な野菜は契約農家さんから直接仕入れているんです。
「焼トマト&チーズハンバーグ」は、ライスとドリンクバー付きで1,750円。ハンバーグはもちろん野菜が本当においしくて、焼いたトマトはハンバーグとの相性が抜群です!
ニンジンも甘くてスナックのような軽さ。野菜の味を活かすために、味付けは極力シンプルにしているのだとか。野菜嫌いの子どもでも、ここの野菜ならパクパク食べてくれるかもしれませんね。
また、小さな子どもに好評なのが、「お子さまおにぎりプレート」(742円)。おにぎりに自分でふりかけをかけて、海苔で巻いておにぎりにしていただきます。これなら小さな子どもでも自分で食べられますね。
お天気の良い日は、テラス席で食事をするのがおすすめ!都内とは思えない豊かな自然に囲まれて、ちょっとした旅行気分も味わえます。
営業時間は11:00~17:00。ラストオーダーは16:30です。
・かわいいメニューがいっぱい!「ドルフィンカフェ」
勝島の海のほとりにある「ドルフィンカフェ」。カラフルなソフトクリームや、手でちぎって食べやすいサンドイッチなど、かわいいメニューがたくさんあります。
ちぎりパンを使った「にじいろ雲パンサンド」は、アボカドシュリンプやツナチェダーチーズなどのお食事系や、いちごジャムにあんバターの組み合わせといったスイーツ系まで揃っています。
一番人気と評判の「グリルソーセージ」(550円)を食べてみました。パンだけかと思ったら、中のソーセージもカットしてあって食べやすい!親子や兄弟姉妹で分けやすいサイズ感も魅力です。
かわいいイルカのクッキーが乗った「ジャンピングドルフィンサンデー」(各種580円)は、ストロベリー・ブルーベリー・チョコレートの3種類のソースから好きな味を選べます。クッキーをスプーンがわりにソフトクリームをすくうのが定番の食べ方です。
にじいろクリームソーダ(各600円)は、なんと7種類!むらさき(巨峰)、そらいろ(ブルーハワイ・カルピス)、あお(ブルーハワイ)、みどり(メロン)、きいろ(パイン)、だいだい(オレンジ)、あか(ストロベリー)。どれもかわいくておいしそう。SNS映えもバッチリです!
ドルフィンカフェのテーブルとベンチは屋根付きなので、突然の雨でも大丈夫。お家から持ってきたお弁当を食べている親子もいました。カフェの営業時間は11:00~17:00です。
かわいいグッズをお土産に買って帰ろう!
水族館の出口には、お土産ショップ「マリンショップ シーガル」があります。人気のお土産を調べてきました。
不動の人気はやはりぬいぐるみ。イルカやカワウソ、ペンギンなどのかわいい動物以外に、チンアナゴやオオグソクムシといったキモカワ系も売れ筋なのだとか。
ぬいぐるみは大きいからと、キーホルダーやマスコットをお土産にする人も多いそうですよ。
かわいくってめずらしい生き物をテーマにした「かわめずシリーズ」は、自分へのお土産にもぴったりです。家族で揃えてもいいですね。
サンリオキャラクターのシナモンは、実はしながわ観光大使なんです。コラボ商品も発売されているので、こちらもお土産におすすめですよ。
個人的には懐かしい味の「瓦せんべい」も捨てがたい。しながわ水族館のマスコットキャラ「しなフィン」が描かれています。ペンギンのように見えますが、足のあるイルカです。おじいちゃん、おばあちゃんへのお土産にしても喜ばれそうですね。
しながわ水族館と一緒に楽しみたい!しながわ区民公園
しながわ水族館のある「しながわ区民公園」は、勝島運河を埋め立てて造られた「花とひろばと水と緑の公園」をテーマにした公園です。区立公園としては最大規模の広さで、海水を利用した1万平方メートルの人口湖「勝島の海」もあります。
個性的な遊具が揃っていて、ターザンロープとクジラの形をしたすべり台は、特に子どもに人気です。夏場は屋外プールもオープン。再入場可能なしながわ水族館とあわせて、1日中遊べる公園です。
しながわ水族館のアクセス方法
しながわ水族館の最寄り駅は、京浜急行「大森海岸」駅です。駅から歩くと徒歩約8分。駅から水族館までは行き先を示す案内板が続いているので、道に迷うことはないでしょう。大きなイルカのオブジェがお出迎えしてくれます。
また、JR・京浜東北線「大井町」駅からは、無料送迎バスも出ています。ベビーカーや小さな子どもを連れて出かけるときは、こちらを利用するのもおすすめです。乗り場はJR大井町駅東口の6番乗り場。しながわ水族館のバス停は屋根付きなので、雨の日も濡れずにすみます。
車でアクセスする場合は、首都高速1号羽田線の平和島出口から2km・約5分です。駐車場はしながわ水族館駐車場を利用できます。(20分200円、96台)
(※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式HPでご確認ください)
【関連記事】
◆浅草花やしきの魅力を再発見!新アトラクションや子どもに人気の乗り物・スポットを紹介
◆思い出の地にランディング(着陸)!【体験ハンターどこへ行く!#04 東京でフライトシミュレーター】
◆都心の贅沢スパ「Spa LaQua(スパ ラクーア)」の料金やお得なチケット情報をご紹介!温泉・サウナ・ヒーリング バーデの魅力とは?