夏休みの風物詩といえば、やっぱり夏祭りにお出かけしたくなるもの。太鼓やお囃子の音に、いい香りが漂う屋台が並ぶ賑やかな夏の夜。打ち上がる花火を子どもと一緒に見上げれば、夏だからこそ味わえるすてきな時間を過ごせます。
お盆も過ぎて8月もいよいよ終盤！まさにラストサマーなタイミングで開催されるのが、日本十大祭＆三大奇祭のひとつに数えられる富士吉田の「吉田の火祭り（鎮火大祭）」。大松明がずらりと並び、町が1年に1度だけ真っ赤に彩られる、そんなエモーショナルなお祭りなんです。なんだか気になりますよね？
山梨・富士吉田で8月26日・27日に開催される「吉田の火祭り」は、400年以上の歴史を持つ北口本宮冨士浅間神社と諏訪神社のお祭り。26日の神事のあとに、両社の2基の神輿を担いだ人たちがそれぞれ練り歩き始めます。
約2kmに渡って並ぶ高さ3mもの大松明約100本が次々と点火され、夏の夜の町が真っ赤な炎で照らされます。その幻想的な時間を味わうために、全国から毎年約20万人もの観光客が訪れるんだとか。
そんな歴史あるお祭りが開催される富士吉田市が、富士山世界文化遺産登録10周年を記念し、特別プランを初企画！火祭り観覧と豪華ディナー、さらに塩加持体験（お焚き上げの神事）と、お祭りのハイライトが全部盛りなんですよ。
富士山の歴史や文化、魅力を1泊2日で体験できる同プランは、富士吉田市学芸員による「吉田の火祭り解説」で幕を開けます。知識欲も満たされて、お祭りの本番がより興味深い時間になるはず。
同市の歴史と富士山信仰に深い関係を持つ御師の「御師旧外川家住宅」の敷地内には、特別休憩所を設置。 こちらも世界遺産構成資産なので、ぜひじっくり観てみてくださいね。
続いては、日本最大級の若手料理人コンペティション「RED U-35」2021グランプリ 堀内浩平シェフの手がける豪華ディナーを堪能しましょう。松明の赤い火の様子を連想させるカラーや、御師の家のおもてなし食材として知られる鯉など、同エリアの恵みをふんだんに使った6品はこの日だけの一皿です。
そしていよいよメインイベントの吉田の火祭りへ！点火観覧では、燃えさかる松明の炎が間近に迫ります。迫力溢れる祭りの雰囲気と熱気、そして本物の炎の熱さは、きっと忘れられない体験になること間違いなしです。
さらに、お焚き上げ＆塩加持神事といった貴重な体験にも参加可能。参加者には非売品の木札のお守りと鎮火祭の手ぬぐいがお土産としてプレゼントされます。
宿泊場所は、「富士山温泉ホテル鐘山苑」「富士急ハイランドオフィシャルホテル ハイランドリゾート ホテル&スパ」「FUJI GATEWAY」などから選べます。ラグジュアリーで落ち着きのあるホテルから、子どもと一緒に楽しめるアクティビティが充実した施設までお好みで選べるのが魅力！上記プランは絶賛発売中なので、気になったら即予約をおすすめします。
<文＝相川真由美>
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