静かな空間でお茶を一服すると、心がすっと洗われて豊かな時間が訪れますよね。お座敷に座っての“茶の湯”は難しくとも、毎日のティータイムはリラックスするのにぴったり。心を落ち着かせるだけでなく、日本らしい和の情緒を感じられる貴重な瞬間です。
そんな日々の生活に欠かせないお茶を手掛け、“美しい茶”を追求する茶葉ブランド・EN TEAと、アート集団「チームラボ」がコラボした茶屋「EN TEA HOUSE - 幻花亭」がオープンしました。11月5日まで九州・武雄温泉の御船山楽園で開催中の「チームラボ かみさまがすまう森 - ジーシー」内でお茶を堪能できちゃうんです。
茶屋「EN TEA HOUSE - 幻花亭」で体験できるのは、お茶とデジタルアートの心地良い融合。チームラボの作品「小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々」をベースに、一服のお茶を舞台に次々とデジタルの花々が生まれ咲きます。
器を手に取ると花は儚げに器の外へと散っていきますが、お茶が器内にある限り無限に咲き続けます。花が咲き、散る様子が繰り返される無限世界となり、来場者はそのままゴクリと無限の世界のお茶を飲めます。ちなみに、お茶を飲み干すと作品も消えてしまいますよ。
自分の器を持つ、お茶を飲むといった行動が影響し、リアルタイムで作品が変化していくのは、まさに唯一無二の体験!大人はもちろん子どもも楽しめる美しさとおいしさなので、それぞれ一杯ずつ眺めながら一緒に味わい体験してみるのも面白そう。
ちなみに、メニューは甘みを旨味をしっかり抽出した「水出し緑茶」(700円)から、柚子皮をブレンドし和三盆糖で仕上げた「水出し緑茶 柚子」(700円)。さらに食べる緑茶としても楽しめる「緑茶」(700円)の3種類。
なお、開催場所の「チームラボ かみさまがすまう森 - ジーシー」は、雄大な森のなかにインタラクティブな空間が広がるチームラボのライフワークであるアート展。新作を含む20作品以上を一気に鑑賞・体験できるので、こちらもぜひ堪能してみて!
食文化が持つ背景を再解釈してデジタルアートを表現するチームラボと、茶葉づくりに一心を注ぐEN TEAだからこそ可能となった今回のコラボ。開催は11月5日までなので、夏休みのラストに体験する大人の自由研究として、ほっとお茶で癒されてみるのもいいかもしれませんね。
<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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