リフレッシュ旅行へ行くなら、温泉やご当地グルメ、観光地巡りが定番プランですよね。でもたまには、一風変わった特別な旅行をしたいと思うことはありませんか。ユニークな体験を味わいたい方にぴったりなのが、千葉県八千代市にオープンした「古民家宿 るうふ 遊之家 (ゆうのいえ)」。山梨県を中心に体験型宿泊施設を手がける古民家宿・るうふが手がけた新しい宿なんです。
この地域は江戸中期に成田詣の参拝客で賑わった宿場町。当時を意識して再生された品格を感じさせる建物や、玉砂利の広い庭園が魅力の優雅な宿です。宿泊時にオプションを付けると、なんと美しい着物で仮装体験もできちゃいますよ。
もちろん、半露天のヒノキ風呂や囲炉裏を囲んでの食事といった古民家ならではの楽しみも用意されています。今年の秋は新しい体験を求めて、一棟貸しの古民家宿へと出かけてみませんか?
宿に着くと目に入るのは、静かに揺れる暖簾と提灯、そして格子に透ける色鮮やかな土壁や座敷のぼんぼり。重厚で伝統的な建築様式と華やかな演出がマッチした空間は、日常とは違う世界へと誘ってくれます。荷物を置いたらのんびりと縁側でひと休みしたり、畳の上に寝転んでイグサの香りを感じたりと、のんびり過ごして旅の疲れを癒しましょう。
遊之家では、プロによる本格的な衣装選びやヘアメイクをしてもらえる和装体験も楽しめます。煙管をはじめとした小道具を片手に雰囲気たっぷりの空間で撮影をすれば、幻想的で艶っぽい写真が撮れますよ。気になる方は予約時にオプションメニューを注文しましょう。自分でお気に入りの服や小物を用意して記念撮影するのも面白そう!
到着してひと通り古民家の中を楽しんだら、お待ちかねのお風呂の時間です。ヒノキが香る半露天風呂は内装も趣あるつくりとなっています。外の風を感じながらのんびり名湯に浸かれば、特別な癒しのひとときを味わえるはず。お風呂にはサウナや水風呂もついており、ロウリュでじっくり汗を流してととのう時間も楽しめちゃいますよ。
お風呂で汗を流したあとは、囲炉裏のテーブルでゆったり過ごすご飯タイム。みずみずしい季節の野菜に新鮮な魚介など、房総の旬の味覚を囲炉裏で焼き上げれば、おいしそうな香りが漂います。締めには珍しいかまど炊きのごはんを味わいましょう。
食事が終わってからも旅の楽しい夜は続きます。ゆったりサイズのコーナーソファを配したラウンジでは、映画鑑賞ができるプロジェクターを完備。天気の良い日には、庭のたき火台を囲んでゆっくりと過ごすのもおすすめです。揺れる炎を前にしてコーヒーやお酒を片手に、家族や友達と語らう時間を楽しんでみてはいかがでしょう。
<文=宮本沙織>
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