絵画を鑑賞していると、一瞬ひゅっと中に入ったかのような感覚を味わえる瞬間ってありませんか?作品世界と心の波長があって対峙できたときに、描かれた世界がパッと広がる…。貴重な体験は美術館賞のひとつの楽しみですよね。
そんな没入体験を味わうのにぴったりなのが、東京・日本橋の「Immersive Museum」。ゴッホやセザンヌをはじめとする“ポスト印象派”の名作の世界観に没入し、アートの真髄を浴びるように体験できちゃうんです。
10月29日まで日本橋三井ホールで開催中の「Immersive Museum TOKYO 2023 “ポスト印象派” POST IMPRESSIONISM」は、“ポスト印象派”の芸術作品の世界を最新テクノロジーで描く没入型アート展。鑑賞者がまるで包まれるような感覚で、ゴッホやゴーガン、スーラ、セザンヌらが生み出した名作世界に浸れます。
そんな唯一無二の時間を提供する会場で、2つのコンテンツが9月1日から新たにスタートしています。本編終了後に5分間静止画像となる“フォトタイム”の作品画像を刷新。誰もが知るゴッホの代表作「星月夜」が会場全面に現れます。ぐるぐると渦巻く夜空にそびえ立つ糸杉。月が輝き、星たちが瞬きながら夜を照らすあの風景が目の前に!ブルーとイエローが織りなす美しさにぜひ酔いしれてみて!
さらに、ゴッホの肖像画とともに“ポスト印象派”で扱う作品群がずらりと並ぶ展示コーナーも登場。お気に入りの作品に囲まれながら撮影も楽しめちゃいます。
ちなみに、会場では本編→フォトタイム→本編と繰り返されますが、本編に戻る約3分間は、ゲストコンテンツ「Joy」も投影されます。油絵ベースに巨匠の作品をAIで再生成し、新たな表現を模索する実験的作品なのでこちらもお見逃しなく。
また、平日17:30以降の来場者には、生花をプレゼント(数量限定)。こちら10月29日まで実施されるので、手渡された花にぴったりの1枚を撮影するなど、可憐な花とのすてきな思い出をぜひつくってみてください。
開館時間は20:00までと、都内ならお仕事終わりでも十分間に合う時間帯なのもうれしいところ。1日の終わりに名画の中での没入体験でリラックス。芸術の秋の行楽は、ゆったり過ごせるミュージアムでアートな感性を磨いてみてはいかがでしょう。
<文=相川真由美>
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