強烈な暑さの夏が過ぎ去り、いよいよお出かけにぴったりの季節が到来しました!
今回のテーマは、秋の行楽といえば定番の「登山」。そして、登山の中でも、気軽に歩ける低山を厳選して紹介します。
自然の中でほどほどに体を動かし、絶景も楽しみたい!そんなわがままに応えてくれる「満足度の高い低山」が、関東にも多数あります!今回は埼玉県にフォーカスしての紹介です。
1.しっかり歩くも、ロープウェイで気軽に登るもOK!長瀞観光の定番「宝登山(ほどさん)」|標高467m
「宝登山(ほどさん)」は長瀞にある、日帰り登山の人気スポットです。
宝登山の山麓からはロープウェイの利用も可能。山頂駅から山頂まではすぐなので、初心者でも問題ありません。
しっかりハイキングを楽しみたい人は、秩父鉄道「野上」駅からスタートして宝登山を目指し、長瀞駅へと下山するコースがぴったりです。約3時間半のルートは長瀞アルプスと呼ばれ、紅葉を眺めながらの尾根歩きを楽しめます。
下山後は、山犬が日本武尊を山火事から救ったという伝説が残る古社「寳登山神社」に立ち寄るのがおすすめ。定番の観光スポットなので、ぜひ参拝してから帰りましょう。
寳登山神社の参道には、有名な天然かき氷の専門店や本格的なコーヒースタンドなど、魅力的な立ち寄りスポットが並びます。ぜひ下山後の散策も楽しんでみてください。
「登山だけでなく神社への参拝、グルメなど、1日の観光ルートとしてもおすすめのスポット。秋の風情をたっぷり感じられるはずです!【編集部・林】」
2.ほどよく歩いて、最後は温泉でほっこり「大高取山」|標高376m
「大高取山」はハイキング初心者でも気軽に楽しめる山です。
整備された登山道ながら、急傾斜やアップダウンもほどよくあり、飽きずに歩けるのもポイント。また、山頂には多数のベンチがあるので、ゆっくりお昼を食べたりコーヒーを飲んだりするのにもぴったりです。
ルートの見どころは「桂木観音」。行基が創建したといわれる観音堂の前の展望台からは、天気がよければスカイツリーまで見渡せるのだとか。秋晴れの澄んだ空気の下、紅葉と抜群の眺望を満喫しましょう。
下山後は「オーパークおごせ」に立ち寄るのがおすすめ。グランピングをはじめさまざまな里山アクティビティを楽しめる施設で、温泉やスパの内容も充実しています。風情ある露天風呂だけでなく、水着の用意があればサウナや室内風呂などの共用エリアをカップルや家族で一緒に楽しめますよ。
「越生駅からアクセスしやすいので、山を歩いて下山後は温泉、ビールで乾杯!なんて最高の休日を演出できるはず!【編集部・林】」
3.標高は低くても眺望は抜群!「日和田山(ひわださん)」|標高305m
「日和田山(ひわださん)」は標高305m、埼玉県の日高市にある山です。
低山ですが、関東平野を見渡せる位置にあるため、山頂から抜群の景色を楽しめるのが特徴。初心者にはぴったりの登山スポットといえます。
山頂へのコースは男坂・女坂と2つのルートに分かれており、男坂は岩場が多くてやや急角度、女坂は整備された歩きやすい登山道です。
登山口から日和田山へ登って、同じルートを下るピストン山行のコース時間はおよそ1時間半。もう少し本格的な登山を楽しみたい人は、周辺の高指山や物見山をつなぐ「プチ縦走コース」を歩いてみましょう。
登山口付近には「巾着田曼珠沙華公園(きんちゃくだまんじゅしゃげこうえん)」があり、秋は真っ赤なヒガンバナが咲き乱れることで有名。下山後に訪れてみてはいかがでしょうか。
「男坂は岩がゴツゴツしているので、こちらのルートにチャレンジする人は手袋を持っていくのがおすすめです!【編集部・林】」
【関連記事】
◆雨でも「そとへのお出かけ気分」を感じられるスポット!都内の温室植物園3選【極私的おでかけ百景 #2】
◆都心でとっておきの自然体験を!23区内で宿泊キャンプができるキャンプ場3選【極私的おでかけ百景 #3】
◆夏は子どもにとびっきりの思い出を!じゃぶじゃぶ池で水遊びができる関東のキャンプ場3選【極私的おでかけ百景 #4】
◆徒歩キャンプするならここ!関東の駅近でロケーション抜群のキャンプ場3選【極私的おでかけ百景 #8】
◆標高は低くても満足度抜群!神奈川県でおすすめの低山ハイキングスポット3選【極私的おでかけ百景 #10】
- 1