いよいよ秋の行楽シーズンが到来!シーズンのお楽しみのひとつといえば紅葉狩りですよね。遠くまで赤や黄色に美しく色づいたモミジの壮大さにうっとり。現地に赴くからこその美しさがそこにあるというもの。
都内からサクッと行ける紅葉の名所といえば、筑波山が有名。例年の見ごろは11月上旬から下旬ですが、2023年は12月上旬ごろまでずれ込む予報とのこと。ならば混雑前に一足早く、秋空のもと「筑波山ケーブルカー」で「ストーリーテラーズ レールウェイ×天空のガマスプラッシュ!!」を体験してみてはいかがでしょう。
10月29日まで土日祝日に開催中の同プログラムの目玉は、筑波山・男体山へ向かうケーブルカー内での朗読イベント。いつもは声優や劇団で役者として活躍する若手アーティストたちがストーリーテラーとなって、山が舞台の名作「注文の多い料理店」に、筑波山名物「ガマの油売り口上」「しっぺいたろう」などを8分間に渡りパフォーマンスします。
ケーブルカーの車内もそこまで広くはないので、しっかりと声が聞こえるうえ、演者も近く臨場感もたっぷり。車窓から見える山々の景色も相まって、物語への没入感が高まります。
ちなみに、車内は天井一面をアートフラワーでデコレーション。極彩色の紅葉に秋の恵みのフルーツなどを彩った「紅葉のアートトレイン」に大変身!観光鉄道初の紅葉装飾とのことなので、そのこだわりも目に焼き付けてみて。さらに鉄道好きさんには朗報で、ヘッドマークも期間限定でスペシャルバージョンに変更。こちらも乗車前後にぜひチェックしてみましょう。
標高約800mのエリアに到着すると、「コマ展望台」に新たに誕生した屋上遊戯エリア「天空のガマスプラッシュ!!」が待っています。「山頂アクティビティー」ではウォーターガンを片手に、広がる関東平野に浮かぶ“ミニガマ”めがけてダイナミックに放水。約4m以上もの飛距離を持つウォーターガンでの発射は爽快感抜群です。
さらに射的体験を盛り上げるパフォーマー”太鼓持ち”も登場。親分ガマと繰り広げる面白トークにぜひ耳を傾けてみて。
なお、紅葉といえば見ながら味わうグルメも重要。山頂・展望台2階のレストランでは、人気メニューに秋らしいアレンジを施し、「つくば山カレー紅葉仕立て」(1,100円)として提供中。筑波山のシルエットそのままのライスが明太子パウダーで色付き、秋らしいビジュアルとなっています。添えられた常陸牛のコロッケも絶品なので、ぜひモリモリ頬張りましょう。
また、つくば市認定地域無形民俗文化財「ガマの油売り口上」を土日祝日限定で披露。伝統芸能を間近で鑑賞するチャンスなので、ぜひ気になる方はスケジュールを合わせて訪れてみてはいかがでしょう。
<文=相川真由美>
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