気温が下がると同時に紅葉もより映えてきて、いよいよ“もみじ狩り”のシーズンが近づいてきました。赤や黄色に色づいた葉を眺めながらうっとり過ごすのって、なんだか贅沢な体験。名所では夕暮れ以降のライトアップも各所で実施されるなど、近年では昼間とは異なる魅力も楽しめますよね。
そんななか、11月3日から12月3日にかけて世界遺産・比叡山延暦寺がある比叡山坂本エリアで開催されるのが、「NAKED GARDEN ONE KYOTO 2023 比叡山坂本」。秋の深まる静かな時間帯に、夜のもみじ狩りを楽しんでみてはいかがでしょう。
舞台は紅葉の名所・比叡山坂本エリア。ネイキッドが開発したアートな提灯「NAKEDディスタンス提灯®」を手にして、夜ならでは静けさの中街並みを楽しんだり、穴太衆積みの石垣を眺めたりと風情たっぷりの時間が過ごせます。
日吉参道・日吉大社境内、名勝・旧竹林院の庭園などが、同社のデジタルアートで華やかにライトアップ!燃えるような赤に色づく紅葉の姿をじっくりと堪能できますよ。
とくに金土日祝日のみ1日250名限定で一般開放される旧竹林院(1,000円)は、その美しさにきっと息を呑むはず。鏡のように反射する艶やかな机に映り込む情景を、しっかりと目に焼き付けてみて。なお、入場は各回限定50名、訪れる際には事前予約を忘れずに。
日吉大社で実施される参加型&ネットワークアートプロジェクト「DANDELION PROJ ECT」も見どころのひとつ。こちらでは、地元の子どもたちとコラボした作品がお披露目されます。平和への祈りを込めた花のアートがプロジェクションマッピングとなり、次々と広がる幻想的な時間はきっと心を癒してくれるはず。
紅葉タイミングでの訪問は昼間混雑しがちですが、夜ならば比較的落ち着いているのもうれしいところ。「気がついたら、美しい紅葉を独り占めできていた!」なんてサプライズもあるかもしれません。
ちなみに同イベントは「NAKED GARDEN ONE KYOTO 2023」秋のガーデンに参画するもの。伝統とアートを融合させ、歴史と文化を感じられる、そんな贅沢な時間が訪れるはず。ぜひ家族や大切な人と一緒に夜散歩と紅葉を楽しんでみてくださいね。
<文=相川真由美>
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